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無垢の木を家づくりに生かすには?④
昨日は、無垢の木を家に使う際に、
気にかけた方がよいことをお話しました。
その一つとして。
自然素材ゆえに、日差しを浴びると、
経年で色が変化していくことでした。
変化を好まない人には、オススメではない。
そんなお話でした。
少しネガティブに聞こえる内容が多かったので、
今日は少し違う視点からお話していきます。
無垢の木をインテリアに取り入れる。
どう取り入れるとどうなのか?からスタートです。
無垢の木が大好き!という方がいるとしましょう。
だったら、インテリア全面に採用する。
床、壁、天井、家具とかキッチンまで。
それも一つの方法ですよね。
以前、戸のお話をした通り、一枚板で仕上げれないので、
羽目板(細い板を並べて張っていく)になります。
そこで。
そんな空間を少し想像してみてください。
あれ?どこかで見たことありませんか?
そう。
キャンプ場とかにある、バンガローとかコテージ
ってそんな仕上がりになっていませんか?
![](https://assets.st-note.com/img/1731279152-8HFL1sWSgnyUd0AqNDpetR5u.jpg?width=1200)
あの空間が大好き!ということであれば、
ぜひ前面を無垢の羽目板がよいかもしれませんね。
いや。あれば、キャンプ場だからいいんであって、
自宅はもう少し控えめがいい。
っていう方もいると思います。
そんな時にどうするのか。
いろいろやり方はあると思いますが、よくある方法は
壁を別の素材にして、床と天井に木目を採用する。
それでも視覚的には、十分に無垢を感じることは
できますよ。
ただ、天井だけ他の素材にするというのは、
あまり見かけないかもしれません
でも。手で触れる箇所を無垢にしたいのであれば、
それも一つの方法ですよね。
どこまでの範囲を使いたいのかは、
いろいろ比較検討しながら決めてくださいね。
次に。
天井に採用する無垢材について、お話しておきましょう。
無垢材だったら、皆一緒というわけでもないですし、
流行りのレッドシダーだけでもないんですよね。
いろんな樹種があるんです。
全部をご紹介できないので、大まかにお話してきます。
例えば。
レッドシダーは、木目がきれいなんですけど、
一枚ごとの色ムラが激しいので、モダンなインテリアと
とても相性がよいと思います。
ムラが激しいほど、表情があって、無垢らしさが伝わります。
![](https://assets.st-note.com/img/1731279152-3KBYP68JNs5koQXtMiqD4bja.jpg?width=1200)
よくある無垢材として、檜とか杉があります。
木目に表情が合って、色ムラは控え目で
節の少ないものを厳選すると、明るい感じに仕上がります。
どちらかというと、和風なインテリアにとても合います。
それ以外では、ヘムロックとかピーラーとかは、
木目がおとなしく、ムラがなくて、フラットな感じ。
和でも洋でも使うことができる万能な樹種になります。
どんな空間で採用したいのかによって、
最善な樹種をセレクトしていただけるとよいと思います。
明日に続きます。