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製作建具の魅力について④
先日から、オーダーの製作建具について
いろいろお話しています。
昨日は。
建具をアクセントとしてお気に入りの色柄にしたい!
無垢の床と同じ雰囲気にしたい!
なんて時は、オーダーの建具がいいんですよ。
そんなお話でしたよね。
今日は、違う視点からオーダー建具についてお話します。
突然ですが。。
家の中のドアを想像してみてください。
みなさんがイメージした建具。
どんなカタチしていました?
カタチ?ドアのデザインのこと?
って思ったかもしれませんが、違います。
ドアの外形についてです。
そりゃ、長方形でしょう。
って声が聞こえてきました(笑)
そうですよね。
長方形のドアって多いですよね?
既製品であれば、ほぼすべてが長方形ですし、
おそらく目にする建具は、長方形のハズ。
でも。
1970年、1980年代に建てた家とかであれば、
長方形ではないドアもよく使われていました。
ドアの上部が曲線になっている、アーチ型。
玄関からリビングへ入るところによく使われてました。
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というのも。
その時代の家をリノベーションする機会が多く、
かなりの頻度で見かけたことがありますから。
おそらく、その時代であれば、建具自体は既製品でなく
建具屋さんがつくっていた時代でしょうから、
ある意味、主流が製作建具だったかもしれません。
なので。
その一部にアクセントとして、そういった遊び心ある
デザインになったんだろうと思います。
もちろん、今の時代でも、オーダーにすれば、
アーチ型のドアを実現することはできますよ。
上部が曲線に限らず、三角形とかでもいいでしょうね。
ここだけは、何かユニークにしたい!
そんな場合でしたら、それも一つの方法ですよ。
ただし。
アーチや三角形にする場合は、かなりの精度が必要なので、
そういった細かな仕事のできる職人と付き合いのある
工務店との家づくりがオススメです。
ということで。
ドア自体のカタチを自由に、ユニークにできるので、
そうしてみたい場合には、オーダーにしてみるのも
一つの方法なんだろうと思います。
ちなみに。
ドアは長方形のままで、三角やアーチに見せることも
できたりはしますが。
長くなってしまったので、明日に続きます。