i003.事業計画書=タイムカプセル
商工会議所や商工会さんでは「経営発達支援計画」という、小規模事業者さんの経営支援に関する計画を作っています。
たかしん、この経営発達支援計画を作るお手伝いをしていました。
なので、今日はその会議に出席してきました。
今回は、新しい担当者さんもいるので、経営発達支援計画の内容を確認し、まずは今年1年間どのように進めていけばいいかの共有をしてきました。
とはいっても、作って提出したのは11月。
普通だったら、もう記憶にございませんw。たかしんも、事業計画書がなかったら、何かを書いたか、細かい内容までは思い出せません。
逆に言えば、事業計画書をしっかり書いているので、読み合わせしながら書いた当時のことが思い出されます。
国へ提出する計画書の場合、計画書の要綱には
国がこうしてほしいから、こんな風に書いてね
というのが、小難しく書いてあります。パッと見ると読みづらいのですが、その中に、ちゃんと国の想いがある。その行間を読み取って事業計画に反映していったので、事業計画書を読むと、その想いがちゃんと思い出される。
なんか、自分が作った脚本をしばらくぶりに読んでるみたいだw
人からもらったり借りたりする「お金」が絡む計画の場合は、書いた計画をしっかり実行するのが重要なので、
事業計画って書いたら実行しなきゃいけない、
というイメージが強いと思います。
だから、先が見えないから、事業計画書なんて必要ない、という方もいると思います。特に、中長期の計画の場合。
ただ、たかしん、事業計画書は、書いた瞬間に過去のものになると思っている。だから、実際に計画に基づいて実行する際は、ある程度変更しながら使っていくのが大事だと思っています。
むしろ、書いたときの記憶や想いを事業計画書に残しておくことで、その時と今の状況の違いや、当時の想いを思い出して、今後の経営に活かしていくのが大事だな、と。
人って、比較したほうが、違いを認識しやすい。計画書に書いておけば、当時と比較して、成長や成果も実感しやすいし、課題もみつけやすいんじゃないかな、と思います。
なので、作るの大変だったりしますが、やっぱり計画書は合ったほうが良いな、って思いました。
ps
ただし、補助金や助成金、一部の融資については、がっつり結果を求められるので、どんどん変更してOKってことではないのでご注意を👍