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p013.事業継続力強化計画
昨日は、企業さんへのご訪問。
この日は、経営革新計画の作成支援と、事業継続力強化計画の作成支援でした。
事業継続力強化計画は、事業継続計画(BCP)の簡易版。
事業継続計画(BCP)とは、
・災害などが起きた時でも事業を止めない。
・もし事業が止まっても、目標時間を決めてそこまでに復旧させる。
・事業が止まっている間に、企業価値を下げない。
ために、何か起きた際にこう動く!というのを、災害などを想定して決めておく計画です。
計画というよりは、マニュアルというか、行動指針に近いかもです。
災害用の緊急経営モードを用意しておきましょう!というやつです。
ただ、一般的な事業継続計画(BCP)はかなりのボリュームが必要です。
実際に災害時に使えないといけないので、様々な想定をしなければ使えるものにならないからです。
ちなみに、内閣府の2019年度調査によると、事業継続計画(BCP)を策定した大企業の割合は68.4%、中堅企業は34.4%とのこと。
ちなみに、政府目標としては「20年までに大企業でほぼ100%、中堅で50%」とのことで、そこには届いてないようです。
※大企業:資本金10億円以上かつ常用雇用者数50人超等
※中堅企業:資本金10億円未満かつ常用雇用者数50人超等
とはいえ、作るの大変。
そこで、登場するのが事業継続力強化計画。
BCPは数十ページになることが多いのですが、事業継続力強化計画は、7ページ以内で作ることが求められます。
まずは、簡易的でもいいから、緊急事態に事業を継続するには?というプランを立てておきましょう、というのが、事業継続力強化計画です。
字面でいえば、
事業継続計画は、事業を継続するための計画。
事業継続力強化計画は、事業を継続するための力を強化する計画。
です。
簡易版とはいえ、手引きや様式は非常によく考えて作られているので、手引きや事例をみながら一度考えてみると良いと思います。
ものづくり補助金の加点にもなるしね。
さて、緊急事態の時にどうしたらいいか、ということを考えるのは、企業だけじゃなく、個人も重要です。
私の友人が、noteで防災についてのアレコレを、防災について考えるシリーズとして書いています。
防災にも携わっている友人からの視点は、私も読んでいろいろ勉強です。
ていうか、防災についてだけで、よくこれだけ書けるなというのも尊敬です。
ちなみに、
ひとまず、水だけは2リットル3本以上を常に家においています。が、他はほとんどやってないので、部屋掃除しつつ、準備したいと思います。