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90年代の音楽を知らないアナタへ その33 MACARENA(BAYSIDE BOYS REMIX) (93)/LOS DEL RIO いま、辛い日常に寄り添う、素晴らしく空気を読まない能天気なラテンミュージック
いまとなっては大好きなラテンミュージック。今思えば、最初に意識したのはこの曲だったかもしれない。
イントロからなんとも能天気。片言英語で歌う女性ボーカルに、普通のおじさん声によるキャッチーなサビ。そしてダサいミュージックビデオ。でも大ヒットしてて、TVからもラジオからも聴かない日がないくらい毎日流れていた。当時わたしはご存知の通りアメリカ音楽にどっぷりだったが、子供ながらにラテン音楽というものに衝撃を受けつつ、これがかなりクセになっていたのは間違いなかった。その証拠に、今聴いても何度もリピしてしまうし、聴き過ぎておかしくなったのか、最近ではついにこのB級感が実はちょっとカッコイイとさえ思い始めてきている。
不穏な社会情勢が続く中で、この空気をまったく読まない感のする「マカレナ」。毎日の鬱屈とした心情を大きな口を開けて笑い飛ばしてくれるような、セラピー効果があるのかも。
とにかく今再熱化中である。