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短い叫びと早めの頓服
日曜日の朝から娘のクスリを少し増やして少し分量を変えています。先月から変えた新しいクスリがイマイチで、それを減らしてメインのクスリをちょいと増やしたと、そういうことです。
メインのクスリは主に陽性症状を抑えるためのものです。ドーパミン拮抗という、いわゆるあれです。この5月に延々と続いている絶叫タイムを減らしたい、私の願いはその一点のみです。娘もあれだけ叫び続けてると疲れるだろうし落ち着かないだろうし、いいことはひとつもないです。
陽性症状がひどい急性期から消耗期を経て回復期へと至るのが道筋としては望ましいです。最近の娘を見ていると再発している懸念があります。再発してまた急性期みたいな状態になってしまっているのではないかと、本気で疑っています。
急性期にはクスリの量を調整して陽性症状を抑えるという判断はおかしくないようです。再発も同様だろうと思います。
日曜、娘は叫ぶこともなく一日を過ごしました。朝のうちからお茶とカフェインありのインスタントコーヒーを飲んだせいか、日中も起きていました。ブツブツ喋るのも減っています。土曜の夜に頓服で飲んだのも良かったのかもなあ。
寝ないで起きているとやることもないのでついつい食べすぎてしまうのが課題です。一回に食べる量を減らして減らして、なんとか量を減らそうと努力しますが、焼け石に水です。風呂も入らないそうです。だるいと言っていました。クスリの副作用ではなく気圧の影響が強そうです。
分量を増やしたクスリの副作用は心配なのでなるべくこまめに娘に状態を確認しています。全然なんともないようです。ひとまず安心。
夕食は味付きの牛肉(半額)を焼きました。一緒に焼いた長ネギとエリンギに油と味が染み込んでなかなかうまい。娘に多めに食べてもらいます。味が濃いので水も飲んでもらいます。
夜のクスリも新しい量で。頓服の液剤はすぐに効きますが、錠剤が効いているのかどうかしっかりと判断するためには最低でも一週間ぐらいは必要です。なので、慌てずに様子を見ながら。叫びそうなら早めに頓服で。
遅い時間に起きてきてテーブルに置いた夜食をもつもつ食べていました。朝、昼、昼、夜、夜食と5食。さすがに食べすぎですが、本当に食べるのと独り言を喋るの以外にやることなにもないんだよなあ。私の方で量を調節することで食べる回数が増えてもなんとかしなければ。
夜も早めに寝ていました。日中起きていたので当然といえば当然ですが、その当然が当然ではなくなる、つまり、眠いのに眠れなくなってしまうのがこの病気のツライところです。
私はまた微熱でなかなか眠れません。諦めて解熱剤を飲みました。そこからすぐに就寝。1時ぐらいです。
7時過ぎ、娘がトイレに行ったり冷蔵庫を開けたりしている音で目が覚めます。クスリを飲んでもらおうか悩んでいるうちに娘は部屋に戻っていきました。二度寝。
目覚ましで起床。娘は寝ているようです。ゆで卵を作ってめんつゆに漬けます。これは夕食用。キャベツを千切りにします。レタスとプチトマトと一緒にチキンカツに添えます。今日の娘の食事はこれでいいかな。
とかやってたら、短い叫び。
すぐに頓服の液剤を持っていきます。
「飲んで」
「飲まない」
「いいから」
手渡します。
「水持ってきて」
飲んでくれるようです。すぐに水を持ってきます。
娘は慣れた手つきで液剤をチュッと飲み込みます。そのあとにコップの水。娘の中ではセットになっているのです。
コップを回収して戻ります。
また叫び。
さすがに液剤でもこんなにすぐには効きません。それと、量も少なめなのでやむなし。
その後、落ち着いきました。やはり早めの頓服は重要。
部屋から出てきた娘は穏やかな表情でした。よかった。
しばらくはこんな感じかなあ。
早めの頓服、心がけます。
出勤。雨の中、自転車で駅まで。眠い。また仕事でミス。オレがヤバい。退勤。雨の中、自転車で帰宅。
娘は寝ていました。いや、起きてた。すごく小さな声で喋ってた。
買い物。夕食は正麺のとんこつ味にするか。
帰宅。娘のいびきが聞こえます。ひとり分の正麺を用意。具材は今朝用意しておいた煮玉子とネギたっぷりと紅生姜と海苔。いい感じ。
娘が起きた気配。
「マルちゃん正麺とんこつ味食べる〜」
だいぶ間があってから「食べる」とひとこと。起きてきました。
寝てるみたいな表情でズルズルと麺をすする娘。スープも飲み干して完食。美味しかったそうです。よかったよかった。
後で私の分も作りました。
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