食べ物は食べたい時に食べる。風呂は入りたい時に入る。寝たい時に寝る。
昨夜も娘は遅い時間に部屋から出てきてなんか食べたそうにボーッとこちらを見ています。寝る直前に食べるとさ太るからさ、とかなんとか言おうとするのを飲み込みます。そんなこと言ったってなんか食いたいんだよ。食いたい気持ちはおさまらないんだよ。
昨日は結局ポップコーンにしました。食べてから歯を磨いて寝るのです。寝てくれ。頼むから夜は寝てくれ。
部屋での独り言は止まりませんが小さい声なので放置です。寝るかなあ。どうかなあ。
娘のことは放っておいて、私も寝なければ。眠い眠いと思いながら気がついたら12時近く。夜の10時ぐらいから朝の10時ぐらいまで寝続けたい気分だったのになあ。
スマホのアプリでラジオを聞きながら横になります。アメリカのラジオが集められているアプリなのでニュースや音楽をお手軽に聞けるのです。流れている曲が気になったら曲名やミュージシャンも確認できます。便利だよなあ。考えてみるとラジオを聞くようになった中学の頃からずっと流れている曲のタイトルがわからなくてまた偶然かかるのを期待してみたいなことをやってたよなあ。便利な時代になったもんだ。
私がなかなか寝付けない間も居間には何度か娘がやってきていました。その度に「冷蔵庫開けないで」「飲み物飲まないで」「帰れ帰れ」などと声だけかけます。娘は無言で巣(部屋)に戻ります。たまにトイレにも行きます。
そんなことを繰り返していたら2時ですよ。早く寝るんじゃなかったのかよ。この時間じゃ早く寝てるとは言えないだろうが。
結局その後もなかなか眠れず3時近くまで起きていました。
寝て起きて朝。7時台。5時台とかじゃなくてよかった。なんだか二度寝ができない気分なので起きました。水を飲んでトイレに行って。二度寝できそうなので寝ました。で、15分ぐらいで目が覚めました。もっと寝たいのになあ。
娘は熟睡しています。朝食はシリアルにしました。その後に眠気がやってきましたが眠れないので起き続けます。昼近くにゴミを出して戻ってきたら娘が起きてきました。
「なんか食べたい?」
「はいらない」
そうですか。
「茄子の蒲焼丼食べる?」
「食べない」
テーブルの上に置いてあるつまみたらをじーっと見ています。
「食べたいの?」
「食べたい」
「じゃいいよ食べて」
「んあ」
「トマトジュース飲む?」
「んあ」
「ヨーグルト食べる?」
「食べる」
そうですか。
つまみたらを食べてトマトジュースを飲んでヨーグルトを食べてからクスリも飲んで部屋に戻った娘はまた熟睡です。どれだけ寝ても寝足りないのに夜はなかなか眠れない。娘も私も似たようなもんです。
お昼。とろろ昆布の味噌汁と茄子蒲焼丼。意外と美味しくできたよね〜。一人分でも簡単でした。またやろう。
買い物に行こうか洗濯しようか迷いながらとりあえずパソコンの画面を眺めていたらそのまま寝ていました。小一時間ほど。だるい。
しっかり昼寝をと思いつつそれもどうかなという気分です。土曜日はこのパターン多いなあ。最近は特にひどい。土曜日は何をしていたか覚えていないぐらい何もしていない。
夕方、起きてきた娘に風呂に入るか聞いたら「はいらない」と拒絶。
「そろそろお風呂入りなよ〜。また髪の毛ベタベタだよ〜」
「はいらない」
だよね〜。はいりたくなかったらはいらなくていいよ〜。
「なんか食べたい?」
「食べたい」
「ビビンバでいい?」
「(ビビンバで)いい」
急いでビビンバ石焼き風。以前は毎日のようにビビンバだった時期もあります。ビビンバとガパオで繰り返しの日々も。スプーンで食べるタイプのご飯は食べやすいのです。気持ちはわかります。
食後にまた風呂に入るか聞きます。
「はいらない」
そうですか。
と思ったら小一時間ほどしたら「はいる」と言い出しました。
「待ってて今から沸かすからね〜」
休日は自由な時間に風呂に入れるのがいいようです。そうなんだよなあ、風呂はダメな時はダメだから「今だッ」って時に入れる環境、大事だよな。
食後にアイス。ちょっと早いけどクスリも飲んでもらいました。このあとはもういつ寝ても大丈夫だよ〜。
でもここから寝ないのです。部屋での独り言タイムの始まりです。
私の夕食はハムと残り物の野菜のカレー。カレーはレトルトです。
夕食後に買い物へ。近所のスーパー、11時から営業時間が短くなるそうです。遅い時間までの営業で随分と重宝してたんだけど光熱費と人件費だろうなあ。しょうがない。
そしてその後は何度も部屋から出てきてなんか食べたそうな娘といういつものパターンです。11時頃に甘酒を飲んだもらったので今日は最後にしました。
「このあとは何も食べ物出さないし飲み物も飲まないで」
聞いているのかいないのか、聞いていないふりをしているのか。
いつもの感じで夜はふける。
今日は早く寝よう。