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表には見えない苦悩を想像できますか
まっちゃんのラテラジオテキスト版です。
今日はちょっと妻の話をしようかなと思います。
今、妻は今治・横浜・青森の三拠点生活を送っているんですよね。青森には祖父から受け継いだ家があって、それを改修して昨年9月に民泊として正式オープンさせました。
民泊の立ち上げから運営まで、ほぼ8割は妻が動きました。家をリフォームして家具を揃えて、エアビーに登録して。運営が始まったら、ゲスト対応や業者さんとのやり取り…さらには地元の企業とつながりながら、ブランディングにも取り組んでいます。
横浜では、もともと勤めていた会社での業務を、週5日から週2日の業務委託に切り替えました。これは自分で社長に直談判して勝ち取った働き方です。
しっかりと会社に価値を認められていたからこそ、実現できたんだと思います。週2日になったことで、民泊のオープンに時間をかけられるようになったし、ずっとやりたかった英語のコーチングも形にできました。
クライアントも順調に増えていて、単価の高い案件なので無理に数を増やさず、自分の時間を確保しながら仕事ができている感じです。
このコーチングも業務委託の仕事もオンラインでできるので、今治にいても青森にいても対応できる。だからこそ、こんな三拠点生活が可能になっているんですね。
こう聞くと、すごく順調で成功しているように思えるかもしれません。でも、もちろんバイタリティや行動力はあるものの、ゼロから立ち上げるのは簡単なことではないんです。妻も何度も葛藤していたし、弱音を吐くことも一度や二度ではありませんでした。
走り出したことを後悔したタイミングも、きっとあったと思います。
SNSではいろんな経営者や起業家が発信をしていますよね。
大なり小なり法人を立ち上げてビジネスを回している人たちの話を見て、「すごいな」と思うことも多い。でも、そういう人たちも、成功にたどり着くまでに相当な苦労を乗り越えてきたはずです。悩んで、迷って、挫折しながらも、それでも前に進んできたからこそ、今がある。
胡散臭そうに見える人も、決してSNSの舞台に出てこない人であっても、経営者として自分のビジネスを立ち上げまたは継続できている人達の事を私は本当に尊敬しています。
表には見えない苦悩が山ほどあったはずですから。