❨224❩1972.4.12 水 晴 夜汽車でウユニまで (Bolivia:Santiago de Huari→Uyuni )
昼、ウワリの町で一本ビールを飲んだ。
その後の苦しい事。
一時間程、河原でひっくりかえって動けず。
さびれた町があちこちに見られた。
砂にタイヤが埋まって走れない所が何箇所もあった。
薄暗くなり、腹が減って、こんな道を走る時程辛い事はない。
夜、やっとの思いで町に着く。
ここから5時間、夜汽車に乗る(13.5ペソ)。
ウイウニの駅が終点。
窓から見る空の星が、美れいだった。
夜汽車ってのは、チョッピリ寂しく、センチメンタルな気持ちになるもんだ。
ウイウニは寒い寒い町。
待合室(?) は、旅人が床一杯に寝ており、俺も入口付近の空いている所にシートをしき、寝袋に入る。
寒いのだが、この中は、ストーブなど何もない。
人の頭を、平気でまたいで通る。
時々、髪まで踏んで行く奴もいる。
なんてこった!!
こんな寝ぐらは初めて。南米しかないものだろう。
緑:ウワリ → 赤:ウユニ
@OpenStreetMap