❨623❩1973.5.15.火.晴/領事館で手紙を受け取る/ロサンゼルス:アメリカ合衆国
朝軽い体操をし、シャワー浴び、領事館へ行く。
長子三通(中、週刊誌一つ)、クミコ二通、安城一通(姉貴・見・利・タミーまで入っていた)、それにひろ子ちゃんからと、計七通届いていた。嬉しいものだ。
見治が自作らしい詩を送ってきた。思えば高校二年、成長したものだ。
タミーもこの前は名前しか書けなかったのに、今回は一枚の紙に文を書いてくれた。
背が113cmになりました、なんてある。
この一年八ヶ月、皆んなそれぞれ、成長の跡がみられる。
何か俺だけが、一ヶ所に止まっているような気がする。
ボケーとしていては、後輩にも同輩にも取り残されてしまう。
このロスを再出発として、更に頑張らねばならない。
何を?