子供に「頑張れ!」と言わない方が子供は成長する
はじめに
中2の息子を持つ父親の話です。
息子は、競泳の選手をやっています。
息子は小学校高学年から徐々に頭角をあらわし、中1の時には全国大会でメダルを獲るまで躍進しました。
しかし、コロナショック以降、
本人の気持ちなのか、練習環境なのか、早熟な成長曲線だったのか、
成績は急降下してしまい、なかなか調子が上がらなくなってしまいました。
2020年は本人にとっても、家族にとってもとても苦しい1年でした。
親がプレッシャー
そんなさなか、僕の応援がプレッシャーである事を息子本人から言われました。成績が良いときは良かったみたいですが、伸び悩む中、重荷になってきたようです。
正直、ショックでした…。
まさか、応援がマイナスに働いているとは…。
けれども、気がつけば彼の熱量よりも親の僕の熱量が上回ってしまったのかもしれません。
反省しました…。
そして、それ以降こちらから水泳の話をすることはほぼやめました。ただもちろん心では応援しているので、送迎は当たり前にするし、マッサージも引き続きしています。そして、気持ちがそっちに行き過ぎないよう自分の別の趣味を見つけ、そっちに熱量が、向くように意図的に変更しました。
幸か不幸か、今は無観客試合が続いているので、直接応援する場所も機会もありません。
接し方を変えたら、子供にも変化が生まれた
そう接し方を変えてから、1ヶ月ほど過ぎました。
すると、最近は息子から「今日の練習はココが上手く行った」「しんどいけど、今日の練習は良かった」とポジティブな発言を自ら言ってくれるようになってきました。
僕は話を聞くだけで、こちらから深堀りする事はしないですが、ポジティブな発言をするようになってきて良かったなと思います!
子供の成長と共に親は何もできない
親ができる事は、子供の成長と共にどんどん無くなってくるなと思う今日この頃です。
小学生の時と思春期の中学生では、接し方が全く異なります。
けど、裏を返せば子供はこのプロセスの中で成長してくれるので、その成長を見守りながら、心の中で応援し、今の息子に気持ちは寄り添い続けるそんな親で居たいなと思っています。
さいごに
この成長と共に悩む親御さんもいるのではないかなと思い、書いてみました。
僕の友人はまだ子供が小学生以前が多く、子育てを経験してきた親御さんとは時代や環境が違うから体験談が転用しにくいと感じる部分もあり、パパ友もいないのでw、言葉にして、気持ちを整理しています。