「最小限であること、軽いことが真の自由を生み出す」が、超ミニマル主義の根本です。『超ミニマル主義』
『超ミニマル主義』は、自分を身軽にすることを至上命題とするビジネス書です。
「極限まで最小・最軽量化することで、本当に大切なことに集中できるようになる」「正解も連続性もない、不安定な時代だからこそ必要なのは“何をするか”ではなく、“何をしないか”を決める勇気」「上限が存在する上ではなく、ひたすら遠くを目指す」など、山登りのように身軽で遠くまで行く方法を参考としています。
特に「超ミニマル主義の教義」は、8つの教義を追求することでミニマルな生活を送ることができます。
「最も大切なことに集中するために、他のすべてを手放す」「身軽さ、自由度の高さ、遊び心が、潜在能力を最大化する」「最短時間で最大効果、最小労力で最大パフォーマンスを」などを忠実に再現する必要があります。
荷物を抱えて過ぎている前山のようなサラリーマンは、荷卸しをする必要があるかもしれません。
「大股歩きや無理なペースではなく、小さな歩幅と自分のリズムを維持した方が、楽に遠くまで行ける」「コントロールできない何かに投資するよりは、すべて自分で責任を取れるあなた自身に投資すべきだ」「ミニマル主義の基本:常に体への負担を最小化し、楽を追求することである」などを通して、仕事と遊びという相反する価値観を融合させる必要があることを示しています。
特に「週末に本気で遊べる人こそ、仕事ができる/上質な休暇を過ごす人ほど、本気で働ける」は、仕事のできる人が仕事を圧縮し、遊びの時間を確保していることを示しています。
「仕事の予定よりも先に、祝日の位置を確認すること」「3連休以上の休みを、どんな仕事よりも優先すること」と、先に休日を確保することで、リラックスした遊びを充実される必要があるのです。
仕事ができる人は、「いかに極端な時間の使い方をするかで人生は決まる」ことを知っているからです。
優秀なビジネスパーソンになりたいサラリーマンは、先に遊びの時間を確保することから始めてみてはいかがでしょうか。
オタクの視点から言うと、「大量消費社会の日本は、減らすのは難しく、増やすのは簡単という原理で回っていて、これから逃れるには強い意志を要する」に刺さりました。
オタクは、アニメグッズ・書籍などの膨大な量のオタク商品がネックとなって、片づけが苦手だからです。
片づけの極意は「今使っているモノだけ残す」と、「使っている」が基準です。
「モノやノイズを減らせば減らすほど人生が豊かになる」の価値観を「オタクが受け入れることができるのか?」がカギとなるでしょう。
オタクが「超ミニマル主義」になるには、乗り越えるべき壁が高い気がします。
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