「未来のために、捨てるべきものを潔く捨てる」必要があると断じています。『「捨てる」思考法 結果を出す81の教え』
『「捨てる」思考法 結果を出す81の教え』は、捨てるために必要な考え方を学べるビジネス書です。
「年齢は挑戦を恐れる理由にはならない/人間は、何歳でも人生を輝かせることができる」「あきらめる=捨てることから次の一手は始まる」「自分の描くプランを一度捨て、相手に委ね、提案に乗ってみる」など、捨てるためのあらゆる方法が載っています。
特に「グズダラ時間を少しでも多く確保するために、仕事は徹底的に集中して、かつ合理的に済ませる」は、自分の至福のために仕事を極端に少なくすることを勧めています。
自分の至福の時間を確保するために、仕事の時間を削るように、自分ファーストの考え方が基本です。
仕事が忙しくてプライベートな時間が持てないサラリーマンは、仕事の時間を捨ててみませんか?
「ケーススタディをすれば、行動を起こすための確率は高まります」「世界を変える方法:クーデターを起こす/起業する/上の世代が亡くなるのを待つ」「人間が怒られて成長することは、決してない」などを通して、行動する確率を高める捨て方を伝授してくれます。
特に「国際競争では好かれたいを捨てた変態もしくはオタクが生き残る」は、オタクの性質が結果的に生き残るための技術を身につけることができることを示しています。
前山のようなオタクは、「人によく思われたいという意識を捨てる」ことができます。
自分の趣味に没頭するあまり、他人に興味がないからです。
他人に興味がないから、他人と比較することはありません。
国際競争で生き残るためにも、サラリーマンはオタク化する必要があるのでしょう。
オタクの視点から言うと、「捨てるために必要なのは悟りではなく、知識」に刺さりました。
「捨てる:自分の手元に何を残すかを決める」と、知識がなければ「捨てる」「残す」を選択することができません。
オタクは、マンガやアニメグッズなど、捨てられないモノで溢れています。
捨てる知識を得られたら、もしかしたら捨てるのが苦手なオタクでも、捨てることができるかもしれませんね。