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日本人に不足している投資家マインドを身に付けるために必要な本です。『ビジネスエリートになるための投資家の思考法』
『ビジネスエリートになるための投資家の思考法』は、サラリーマン根性を捨て去るためのビジネス書です。
「顧客の抱えた問題:機能(具体的かつ画一的なもの)→意味(抽象的かつ多様なもの)」「株価は短期的には投票機だが、長期的には重量計だ」「情報の量と考える量は反比例する」など、投資の視点から物事を見るための方法が学べます。
特に「分析のプロセス:数値化・可視化/比較/分ける/捨てる/組み立てる」は、分析するために必要なプロセスの方法を教えてくれます。
「数値化する/可視化する:想像力を膨らませる」「比較する:他と比べる/過去と比べる」「分ける:理解できる要素に分解する/フレームワークを活用する」「捨てる:大事な事に集中する」「組み立てる:仮説構築→次の分析へ」と、各項目を調べることで、網羅した分析ができます。
投資家のようになりたいサラリーマンは、まずは分析の方法から学んでみてはいかがでしょうか。
オタクの視点から言うと、「テレビを楽しむというバリューチェーン」という実例に刺さりました。
テレビの儲けは、構造的に最も川上と川下にしか享受されないことがわかります。
付加価値の観点から、「最も川上:コンテンツ」と「最も川下:配信プラットフォーム」が最も付加価値が高いからです。
逆に言えば、川中の「テレビ」を作るメーカーには顧客と直接関わらないので、付加価値は低くなるのです。
オタクとしても、アニメを見るのが大事なのであって、テレビである必要はないのです。
アニメを見る時間を確保するためにも、付加価値の高い仕事をしたいものです。