この本に載っている事例をすべて日本にカスタマイズしてやればいいのでは?『アフターコロナのニュービジネス大全 新しい生活様式×世界15ヵ国の先進事例』
『アフターコロナのニュービジネス大全 新しい生活様式×世界15ヵ国の先進事例』は、コロナ禍で生まれた海外での新しい事例を紹介するビジネス書です。
「出会いも安心感を求める傾向が強くなっている」「バーチャルコミケ」「アバタースポーツ観戦」など、オンライン化を進める事例を効果的に教えてくれます。
特に「日本人:ピンチを我慢してやり過ごす/世界:楽しむを優先してチャンスに変える」は、「日本:我慢」と「世界:楽しむ」の違いが如実に表しています。
「我慢:思考停止に陥れる危険な言葉」とあるように、日本では美徳と考えてられていますが、打開策を見出すことすらできない言葉なのです。
日本人は、コロナ禍を楽しんで打開策を打ち出せるようにならないと、このまま堕ちていくだけでしょう。
「B-Box:マンションのベランダでミツバチを飼うことができる巣箱」「在宅のリモートワーク:目はずっと使われている/ながら視聴できる耳は長時間空いている」「贅沢の概念:高額な商品・サービス→時間・パーソナライズ化されたもの」などを通して、コロナ禍後の価値観の変化を予測することができます。
特に「Ubamarket:買い物リスト→陳列場所を表示するアプリ」は、スーパーマーケットや百貨店などで探し物に終始する時間を減らしてくれる効果があります。
日本でも書籍を棚番号で探せるジュンク堂書店・丸善書店の「honto with」アプリが便利ですが、他の商品はほとんど存在しないのが残念です。
古い産業の売上を増やしたければ、アプリ導入を行わないと消滅してしまうかもしれませんね。
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