勉強をする前に、勉強をする方法を学ばないと、勉強の生産性は高まりません。『「勉強法のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』
『「勉強法のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』は、効果的な勉強方法を教えてくれるビジネス書です。
「目標がはっきりしていると、向上心や真剣度が高くなる」「使っているテキストや問題集に直接書きこむ」「記憶とは失敗と繰りかえしによって形成され強化されるもの」など、昔ながらの非効率な勉強方法とは一線を画しています。
特に「背伸びをした目標を設定→現状とのギャップを抽出→埋めるための方策を考える」は、ゴールから逆算して考えるための基本です。
ゴールから逆算するには、「ゴール(目標)と現状の差」「差を埋めるためにやるべきこと」「残された日数(勉強に費やせる時間)」「いつまでに、何をやるか」を明確にする必要があります。
資格試験で勉強をしなければならないサラリーマンは、逆算で考える方法を試してください。
「過去のことを振り返ってくよくよ精神的な反省を続けていると、どんどんスランプに陥っていく」「運動は勉強に欠かせない」「いい本に出合うためのコツはひとつ、本をたくさん買うことです」などを通して、勉強を挫折しないために必要なことが書かれています。
特に「教育は最も効率の良い投資といいます」は、投資の一種として勉強を行う利点を示しています。
勉強に投資するメリットとして、「お金を払ったことで自分を追い込める」「モチベーションが上がる」「一度身につけた知識や教養は一生ものになる」などがあります。
儲けたいサラリーマンは、株式投資の前に勉強に投資することから始めてみてはいかがでしょうか。
オタクの視点から言うと、「勉強時間を増やす→勉強以外の時間を減らす」に納得感と不条理さを感じました。
「スキマ時間を勉強に充てる」ことは大切ですが、オタクにとってはスキマ時間にアニメを観たり、マンガを読んだりすることの方が大切だからです。
この二律背反に苦しむ前山のようなオタクは、それでも勉強を選択しなければいけないのでしょう。
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