自分の器を広げるために必要なこととは？『世界の古典と賢者の知恵に学ぶ言葉の力』

『世界の古典と賢者の知恵に学ぶ言葉の力』は、哲学を使って、より良い生き方を問うビジネス書です。
「人生の主人公になる：他人の欲望にとらわれない」「隷属：感情を抑えられない人間の無力」「世界を見つける視線の深さが言葉の深さを決める」など、言葉をテーマに哲学を真髄を教えてくれます。
特に「質問：現状に対する不満からくる渇望の表れ」は、現状に満足すると自分が知っていることが正しいと思い込み、その範囲内で思考して行動することをいいます。
現状を打破するには質問する必要があり、打破する力が結果的に「質問する側が権力を持つ」ことにつながるのです。
前山のように、現状に不満があるサラリーマンにオススメです。

「知性を広げる道＝読書×経験×傾聴」「読書の目的：生き方を変えることにある」「古いからこそ疑い変えなくてはならない」などを通して、自分の器を広げていく方法が学べます。
特に「創造的な人間になるには自分の考えを文章にすること」は、自分を成長させる上で大切なノウハウです。
自分の考えを文章にし、読んで反省し、深く考え、考えと表現を修正していくサイクルをくり返すことで、創造性を磨くことができるからです。
自分の器を広げて、言葉の力を高めたい方に読んで欲しいです。

著　者：シン＝ドヒョン・ユン＝ナル・米津篤八
出版社：かんき出版
発売日：2020/4/15

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