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1週間の振り返り / 今後の展望 / その他ニュースなど

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テクニカル及びファンダメンタルの説明を週刊で行います。 Twitterよりも詳細に掘り下げていきます。(Twitterは簡潔・速報用) その他、重要なニュースはこちらに記録として…
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#大統領選挙

【11/13】共和党総取りで市場はユーフォリアへ

【11/13】共和党総取りで市場はユーフォリアへ

◆米国大統領選はトランプ氏が返り咲き、上院下院全て共和党の「レッドスイープ」へ

すでに皆さんもご存じの通りですが、今月5日(火)に行われた今年最大のイベントである米国大統領選挙はトランプ氏の圧勝にて終了し、元々上院が共和党有利であったのに加えて下院でも共和党となる「レッドスイープ」(大統領・上院・下院すべてが共和党色になること) が達成される見込みとなりました。
11日時点にてトランプ氏が312

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【10/4】高まる中東不安と拮抗する米国の大統領選挙

【10/4】高まる中東不安と拮抗する米国の大統領選挙

■米副大統領候補のテレビ討論会とイランによるミサイル攻撃先日2日(水)朝方、米国で副大統領候補のテレビ討論会が開催されました。
各候補に対し司会者より質問を投げかけそれらに応じていくスタイルが採られましたが、討論会のテーマとしては概ね「中東問題」「気候変動」「移民問題」「中絶問題」など様々なテーマについて話し合いました。

お互いおおよそ冷静な対応をしたこともあり前回の大統領テレビ討論会よりもマイ

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9月・米大統領選テレビ討論会の簡単な備忘録

9月・米大統領選テレビ討論会の簡単な備忘録

■テレビ討論会の内容日本時間11日(水)午前、米国大統領選挙前のテレビ討論会がABCニュース主催にて行われました。

当日は90分間の討論となり会場に聴取はおらず、2回のCMを挟みながら各候補者 (ハリス氏及びトランプ氏) は限られた返答時間において発言することが認められていました。
また事前に用意したメモの持ち込みは許可されず、一方の候補者の発言中に他方の候補者のマイクが切られる措置が取られたた

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10月後半から株式は面白くなりやすい

10月後半から株式は面白くなりやすい

■9月は最悪のパフォーマンス月だが…昨年11月から今年7月前半までナスダック100では+43%、S&P 500ではおよそ+35%ほどと驚異的な上昇を続けている米国株市場ですが、市場ではまことしやかに「9月相場は弱い、警戒すべき」という秋相場論が持ち上がっています。

この説がまず本当かどうかを確認するため株式トレーダーの間でバイブルとなっている「Stock Trader's Almanac」の中を

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8月12日(月)~8月16日(金)の見通し

8月12日(月)~8月16日(金)の見通し

■まず初めに流し読み◆先週月曜は非常に激しい下落からスタートした。米国金利はショック時のような下落を見せ明らかに不況入りを警戒するような動きであったが、実際の米国経済は未だ堅調であり、また米国の中央銀行であるFRBには利下げやQT停止といった「金融緩和の手段」が残されている。

◆一方の日本株は日銀の利上げによる日米金利差の縮小、それに伴う円高が日本株市場を大きく荒らしていった。
日本株は円安と半

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2024年のイベント・株価見通し

2024年のイベント・株価見通し

※本稿は一部、2023年12月末時点での事実に基づき執筆しています。
ファンダメンタルズにおける事実はなるべく最新のものを採用していますが、最新のものでない場合はご容赦頂ければ幸いです。

◆各国の選挙2024年は台湾やインドネシア、ロシアにインド、欧州および米国とそれぞれ選挙が予定されており、目まぐるしい選挙年になることは間違いないでしょう。

●台湾総統選挙 (1月)

まず1月13日(土)、

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