話を聞くこと、聞いて話すこと。
コミュニケーションの基本ができなくなると、他人の力になることは難しい。
ぼくはどんな人であっても、考え方や、接し方しだいで、誰とでもコミュニケーションは取れると思っていた。
言語が分からなければ学べばいい、今なら翻訳ソフトである程度の意思疎通はできる。
世代が違うなら、その世代のことを知ればいいし、男女の違いは、多くの人に対して禁句となるワードを抑えておけば大失敗はしない。
そう考えていた。
だけど病気だけは違う。
普通の人にはどうしようもない壁を感じる。
助けたいのに助けられない。
助けられると思っていたけど助けられない。
それをもどかしいと感じるのは自分目線過ぎる。
ぼくは勘違いしていたのだ。
世の中には理想や気持ちだけでは乗り越えようのないことがある。だけど、それは改善が不可能なのではなく、感情に流されることなく課題と対策を実行しなくてはいけないということ。
いつまでも勘違いしたままでは前に進まない。認めて、変えて、理想を現実にすることが必要なんだ。
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