自分のトリセツ

何だか、自分らしくあると、
ちょっと切なくなる瞬間、
そんなのがある。

先日、
飲み会でのこと。

初めての女の子が何人かいて、
仕事場で一緒になって、
いつも飲んでる仕事仲間と、
飲みにいこう、みたいな話になった。

その現場でも、
僕がゲイということはみんな知っているし、
特にその日は、自分がゲイだっていう前提で、
色々話せていた日だから、
なんかくつろいだというか、
嬉しくなっちゃって、
リラックスしていた。

電車でのこと。

みんなで話していて、
女の子たちが、
私も、
私も、
みたいな感じで盛り上がっていた。

そこに、
冗談ぽい感じで、
私もー、
って自分も軽く混ざったら、
ちょっと離れたところの
男の人に、
めっちゃ嫌な顔をされたw

あまり冗談に聞こえなかったのかもしれないなぁ。

でも、
おじさんが、
女の子に混じって、
そんなこと言っていたら、引かれるケースも、もちろんあるか。

いずれにせよ、
結構傷ついたのだ。

自分が逆の立場だったら、
むしろ微笑ましく思うだろうけど、
それは、自分が嬉しい情景を想像するからだろうし、
色々な人がいるよね。

そういうこと、
最近、外に目が向くようになってから、
結構ある。

この人は、自分のことがあまり好きではないのだな。

そういう感じ。

そんなの当たり前なのだけど、

まぁいいや、
みたいにもならない。

あぁ、そうかぁ。って、
ちょっとシュンとなる。

そもそも、女の子っぽくなりたいわけではないけど、
その後の飲み会でも、
ぬいぐるみを抱いて寝る、
みたいな話題に、
自分も抱き枕がある、みたいなものをぶっ込んで、
引かれたりもしてたわw

だって、カウンセラーに、
いいよ、って言われて、
やってみたら寂しさ、ちょっと和らぐんだもんw

また、その中のある子は
旧ジャニーズ推しなのだけど、
それだけで引かれることもたくさんある、って言ってた。

でも好きだから仕方ないよね。

まぁ、
緩んで、自分のことをたくさん出したら、
一般的じゃない分、
驚かれたり、嫌がられたり、した。

そういうことを、
体験したのだ。

さすが42歳で初恋を終えたおじさん。
そんな、ことをこの歳になって、
新鮮に体験しておりますww
素直になるって、
本当に大切なんだな。
そうじゃないと、
自分がずれて、
わけがわかんなくなっちゃうよな。

実際、そうだったんだよな。

ただ、
そういうのを踏まえておくのは大事だけど、
そんな自分をダメだと思って、
無理に一般的な方に合わせすぎて、
苦しくなった経験は自分の中で、
すごい大きなものなので、

リラックスして、
気楽に楽しめればいいと思う。

体の力を緩めて、
楽しめれば。

そして、
人の顔色を窺わない。

社会を知るのは大事。

だけど、
顔色伺わず、
楽しみながら、
自分の目的に向かえればいいと思う。

みんなで楽しく会話したい、とか。
いい仕事したい、とか。

そもそも、堅苦しさ、とか、
きちんと、みたいなところが苦手なのが、
デフォルトとしてあるので、

ゆるく、
ちゃんとしなきゃいけないところでも、
ちゃんとしようとしても、ただ固くなって、
うまくできないこと、
それだけは、
自分のトリセツとして、
押さえておこうと思う。

そして、
そうじゃない人も、
たくさんいるってこと。

それだけのこと。

今日も、
楽しく、リラックスしてできたらいいな、
そう思う。