点と点が繋り東京横丁は生まれた
こんにちは!!今回は東京横丁のアイデアになった体験をご紹介したいと思います。東京横丁は突然思いついたサービスではなく、34年間の人生の中で私が経験してきた事、それらが全て集約された人生の集大成と言えます。出会い、成功、失敗、学び、全てがあったからこそ出たアイデアでした。
そこには主に3つの出来事があり、それら全てが繋がり東京横丁を思いつきました。細かく言うと6つですが、今回は省略します。今回はそこの部分をお話ししていきます。
「今」という価値に気付く
一つ目は25歳の時に始めた水回りのメンテナンスの会社をやっていく中で得た学びです。私はお客さんに対して電話では1、5万円位で修理可能とお伝えして実際いざ家に行くとお客さんは倍の3万円払ってくれる人も居ます。
それに対し私は自分の営業力があるからだと思っていました。私は技術を売っている。だからお客さんは私の事を信用し多少高くてもお支払い頂けていると思っていたんです。でも、ある日そうじゃない事に気が付きます。私が提供している本当の価値とはなんだろう?!その答えはお客さんが教えてくれました。
お客さんが求めていたのは「今」解決したい。と言うニーズだったんです。明日、旦那のワイシャツを洗えないと困る。子供のユニフォームを洗濯できないと困ってしまう。だから「今」使える様にしてくれるなら多少高くても払ってくれるんです。その時、私が提供している本当の価値は「今」解決する事だと気が付きました。それが「今」会えるマッチングアプリ東京横丁のヒントになりました。
考え方を学ぶ
私は2019年12月アチーブメントの公開講座と出会いました。この出会いが私の考え方を大きく変えてくれました。この講座と出会う前は仕事はお金を稼ぐためにするものだと思っていました。ビジョンなんて綺麗事だと思っていたんです。世のため人の為にやっていると自分が犠牲になると考えて居たからです。でも、世の中の原理原則を学んだときにその考え方は間違っていると気付かされました。アチーブメントで何年も学んで結果を出されている先輩経営者達に共通することはしっかりと価値を提供し、お客様が満足そ、そこからまた紹介が生まれ、どんどん会社が繁栄していってたんです。「自分がして欲しいと思う事を周りの人にもしてあげなさい」この黄金律の考え方に強く衝撃を受けました。
私はそんな姿に心を動かされ、もっと多くの人に幸せを提供出来る仕事をしたいと思うようになりました。東京横丁はやり方よりも在り方が素晴らしいと思って貰えるサービスに育てようと思います。
新規事業の失敗
私は2019年に新規事業として自分とお部屋の風水診断というアプリを作り不動産会社に営業をしていた時期がありました。お客さんはお部屋を借りるために不動産会社に行きます。借りたいお部屋の間取りをシステムに入れると相性が導き出され、お客さんにお部屋を成約してもらう為の後押しになると言うサービスです。しかし、結果は失敗に終わりました。その時よく言われた事が、これ根拠何って言われたらどうするの?とか、お客さんは風水ではお部屋を決めないよ。と言うものでした。当たり前の事なんですがお部屋探しをしている人って駅から何分とか、バストイレ別とか、職場まで何回乗り換えがあるとか、そう言った現実的な所からしか決めないんですよね。風水で相性良かったからこのお部屋にします、とはならない。当たり前の事なんですが当時の私にはわからなかったんです。しかし、そこで学んだのは現実があり、そのついででサービスを提供しなければいけないと言う事でした。人は仕事が終わり家に帰る前にコンビニやスーパーに立ち寄りますよね。それもついでです。コンビニに行くつもりがなくても、目の前を通ったらつい寄ってしまう事は多いと思います。因みに東京横丁はそこを大事にしました。この後どうしよっか?!そんなタイミングでニーズを満たしてあげたいんです。マッチングアプリのコンビニのような存在になりたい。
友達と待ち合わせるとき目的を作ってから合流する人は大半ですが、その後の予定までは作っていません。東京横丁が届けられる価値はそこにあると思っています。マッチングアプリではなくライフスタイルアプリになれるポテンシャルを持っていると考えています。