不動産屋さんは本質的に何を売っているのか?
こんにちは、清原です。
5月20日(月)に出版をかけたクラウドファンディングが始まります。
それに向けて「何気ない現場を面白く」というテーマで、noteを更新していこうと思います!ぜひ記事の最後のお知らせまで読んでいただければ嬉しいです。
今回は、不動産屋さんについてです。
■不動産屋さんは何を売っているのか?
私は、昨年から一人暮らしを始めました。
そのとき物件を選ぶところから、鍵を受け取るところまで、初めてひとりでこなしました。
その一連の体験の中で、深く考えたことがあります。
それは、不動産屋さんは、本質的に、何を売るべきなのかということです。
■いざ内見
まずはネット上に掲載されている写真で、内見したい物件を3つに絞りました。
3つに絞ったんだから、直接見に行けば、1つに絞れるだろうと思っていました。
いざ内見へ。
直接見れば決められると思ってたのにも関わらず、逆に決められなくなってしまいました。しかし、時期的な問題もあり、迷いが残ったまま渋々とひとつに決めざるを得ませんでした。
ところが、住み始めて数ヶ月、いまの家を選んだことは間違いではなかったと思っています。
■なんで内見時に決心がつかなかった?
では、なぜ内見のときに自信をもって物件を決められなかったのでしょうか。
・初めての家探しだったから?
・そもそも内見した物件がいい物件ではなかったから?
・他にもいい物件があると思ってしまうから?
と、いろいろ理由があると思いますが、僕は
内見時に、生活後の様子を想像できなかったから
と考えます。
内見のときに目にする物件では、生活をしたこともなければ、家具が置いてあるわけでもありません。
しかも、僕の場合は、部屋の形が変だったので、なおさら、この家で生活できるのか不安でした。
内見時には、家具がちゃんと置けるのか、家賃は大丈夫か、通勤は楽か、周りの住人は大丈夫かなど心配すべき変数がたくさんあります。
だから、そのとき、自信をもって物件を決められなかったのではないかと考えました。
ということは、
不動産屋さんは、単に何もない空間を売るのではなく、お客さんの未来の生活を売るということにもっとフォーカスするべきだと思います。
■では、どうすればいい?
では、不動産屋さんはどうすればいいのでしょうか。
簡単に言えば、新たな生活の不安となるもの、すなわち変数をなくしてしまえばいいと思います。
とすると、
あえて電車で、内見先に行くということも取り得る手段のひとつでしょう。
また、業界全体では、
AR(拡張現実)の技術をフル活用するという戦略もあり得ます。
家具会社やIT会社と組んで、スマホをかざせば、部屋に自動で家具を表示してくれる機能があれば、新たな生活のイメージがつき、変数が一気に減ります。
レンガ職人の有名な例がありますが、何のため?を意識すると、売る側の人はやるべきことがどんどん浮かぶのです。
参考:レンガ職人
①「レンガを積んでいます」
②「教会をつくっています」
③「みんなが幸せに過ごせる場所をつくっています」
このように、モノを売られるという、一見何も学びがないような「現場」での経験であっても、様々な思考を巡らせることができるのです。
■お知らせ
僕は、マクドナルド、GU、クロネコヤマトという「一流の現場」でアルバイトをしながら「勝手に経営者ヅラ労働者」として徹底的に頭を使って考えてきました。
つまらない、何も学ぶことがないと思われているアルバイトという「現場」であっても、実は学べることはたくさんあるのです。
そして、そのひとつが、「マクドナルドからなぜバカッターが生まれないのか?」でした。
いま、僕は、
・東大生がなぜマクドナルド、GU、クロネコヤマトでアルバイトをしたのか
・そのアルバイトで何を学んだのか
・何を教訓として得たのか
・その教訓は日常生活でどう生かせるのか
を明らかにする本、『逆転のバイト学(仮)』を執筆しています。
学生だけでなく、様々な方に読んでいただきたいと思っています。
『逆転のバイト学』は、ただの出版ではなく、
クラウドファンディングによる出版を予定しています。
EXODUSという、見城さん、箕輪さん率いる幻冬舎と、家入さん率いるCampfireがタッグを組んだプロジェクトの第一弾です。
【5月20日】から始まる、プロジェクトの期間内に【250万円】という金額を集められなければ出版できません。この金額をいかに早く達成するかに毎日頭を悩ませております。
ぜひ皆さんのお力をお貸しいただければと思います。
「プロジェクトが始まったら連絡をしてほしい!」という方がいらっしゃいましたら、グーグルフォームに登録のうえお待ちください。
清原が、直接ご連絡差し上げます。
(※収集した連絡先は、5/20に使用したのちに削除します。またこの目的以外には使用しません)
お読みいただきありがとうございました。
清原(@Takashi0Zo)
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