英語は「型の言語」
皆さん、こんにちは!
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英語は「型の言語」だということを言い続けてます。
なぜなら日本語のように単語や熟語を覚えていれば通じる言語ではないからです。
もちろん多少は通じるでしょうけれど、型を覚えないとブロークンなままです。
どういうことかというと、英語は次のような型になっている言語なのです。
「誰が」「何する」「何を/何に/誰に」+「どのように」「どこで」「いつ」「何のために」
最初の「誰が」「何する」「何を/何に/誰に」は絶対に必要な文の要素です。
ここは「S・V・O」の部分です。
主語・動詞・目的語ですよね。
+より後の部分は必要に応じて足していく情報です。
「追加情報」は副詞です。
いわゆる修飾語です。
英語は会話であれ、文書であれ、8割以上は第3文型「S・V・O」の型でできています。
この知識は英語を使うために欠かせないものなので、とても価値のあるものだと思います。
英語が話せない人はこのことが本当の意味で分かっていないから話せないのです。
英語ほどシンプルで簡単な言語はないというイメージが湧いてきましたか?
英語は型がまずあってそこに文の要素をのせていく。
適切な品詞を適切な場所に当てはめていくというルールをまず押さえておいて下さい。
では例文を紹介すると、
「My father studied English to be successful in his business.」
この例文の「主語と動詞」そして「追加情報」の発見です。
英語は「主語と動詞」によって意味の核が作られます。
だからどんな文でもまずは、主語と動詞を見つけるトレーニングをしましょう。
主語動詞を明確に意識することで会話力は格段の上達します。
主語と動詞がわかれば、「誰が(何が)どうした」が理解できるので、情報の大部分が明確になります。
1「主語」=文の主人公
主語は「文のはじめに出てくる、前置詞のついていない名詞」となります。
ですから、今回の文の主語は「My father」ですね。
2 動詞は「studied」です。
英文は1つなのに動詞が何個もある場合があります。
複数あるとき、主語に対応した動詞を探すのが大変な時がありますが、今回は動詞は1つです。
ちなみにネイティブでも、三単現のsを忘れるなど、文法を意外と間違えることはあります。
我々日本人も正確な日本語を話せているかというと文法的に正しいとは言えないような言葉遣いをしていることは多々ありますよね。
なので、ある程度は気にしつつ、後ろの「追加情報」をしっかりと補うことで伝えたいことを補強しましょう。
3 動詞の目的を把握する。
「My father/ studied/」
(父は/勉強した/)
「主語」/「動詞」ですよね。
そして動詞(他動詞)があるということは目的となる語があるということです。
目的語は「English」です。
「My father/ studied/ English」
「主語」/「動詞」/「目的語」
ということがわかりました。
実は、この「主語+動詞+目的語」だけでも意味は通じます。
ただ、具体性がまったくありません。
なぜ?いつ?どこで?
いろいろ疑問になりますよね。
だから足し算のように「追加情報」を付け足していきます。
4 追加情報を加え具体的な情報を伝える
具体的にするために、
「to be successful in his business」
(成功するために/彼の仕事で)
という追加情報が足されました。
これで詳しい意味になりましたね。
あくまで追加情報を加えて文を長くする理由は、コミュニケーションのミスを減らすため、そして自分の気持ちを伝えるためです。
この追加情報が無くても伝えたい大事な内容はほとんど通じていますよね。
場合によっては短い英文のほうが良いこともあります。
なので自分の想いを英語でパッと伝えたいなら、
「主語」+「動詞」+「目的語」
の型だけがパッと作れるようになればいいのです。
でも、聞き手としては物足りなさがあるから、足りないところを話す側が予想して追加情報を与えるのです。
そうして、長い1つの文章が完成します。
シンプルに感じませんか?
初めから文法やら例文暗記やらいろいろ複雑に考えるとかえって挫折しちゃいます。
このように認知言語学的に英語の感覚が分かればとてもシンプルです。
イメージとしては、「主語+動詞+目的語(コア)+それ以外」で十分です。
英会話上達のためには、中学レベル以上の文法は特段必要ありません。
今回は超重要な英語を話す感覚についてお伝えしました。
「S・V・O(コア)」+「追加情報足」という考え方、かなり重要です。
本当は、もっともっとお伝えしたいことはあります。
「to」と「for」の違い、「on」の本当の意味、5文型それぞれの感覚、などなど。
本質を知ることで、いかに学校で学んだことがズレてることが分かります。
そこが残念でなりません。
これからも本質的な部分をお伝えしつつ英語をよりシンプルに身につけるべくお手伝いができればと思っています。
いかがでしたか?
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最後までご視聴頂きまして、ありがとうございました。