😊SMILE子育て[30]😊 子供への愛情は一緒にいる時間に比例しない
こんにちは、息子2人を東大合格へ導いた〈子供が自主的に学ぶ育成術〉を語る たかせみほです。
10/11に投稿した「迷ったら『子供ファースト』で」というnoteの中で、〈仕事と子育てのどちらを優先するか?〉というお話をしました。
結論から述べると、私は働くという選択をしつつ、迷ったら子供のことを第一に考えるという基準で物事を選んできました。
🔸子供と一緒にいられる時間が少ないと申し訳ない?
職場の都合であったり、生きていくためのお金を稼ぐためであったり…。
どうしても仕事を選ばなければならない時はあると思います。
そんな時、どうしても「子供と一緒にいられる時間が少ないと申し訳ない」と思ってしまいますよね。子供が小さいうちは特にそうだと思います。
教育研究家の尾木直樹さん(通称尾木ママ)は、著書「尾木ママの叱らずしつけ 21のコツ」の中でこう述べています。
・僕は、子どもへの愛情は一緒にいる時間の長さに必ずしも比例するものではないと思っているんです。一緒にいるときの”質”のほうが大事なんですよ。
・一緒にいる時間が短いからこそ味わえる、濃密で愛情深い時間よね。
🔸一緒にいられる短い時間を大切に
ワーキングマザーも専業主婦も、1日は同じ24時間しかありません。
一緒にいられる時間が短いのであれば、その質を上げる努力ができるはずです。
例えば、保育園からの帰り道。たとえ5分でも「今日はそんなおもしろいことがあったんだね」と真剣に子供の話を聞いてあげると、子供も嬉しいし、お母さんも子供の成長を感じられると思います。
「保育園からの帰り道に子供の話を聞く」という、一見、毎日同じことの繰り返しのように見えても、1日として同じ日はありません。
1週間前はできなかったことができるようになったとか、その過程を知るだけでも質の高い時間を共有できていると思います。
子供と一緒にいられる時間が短い中で、その質を上げる努力についてですが、私の場合は、『すきま時間の有効活用』をしました。
拙著「シングルマザーで息子2人を東大理Ⅰに 頭がよくなる『ルーティン』子育て」の中の、P.64の第2章に「すきま時間」を最大限に使う というテーマで述べています。
子供との貴重な時間を最良なものにするために、通勤電車の移動中や外出先の合間の時間で、今日一日に行うことをリスト化し、夕飯の買い物内容も書き出しておき、「あれっ?なんだっけ?」ということがないようにしました。
すきま時間を有効活用して、ワーキングマザーからお母さん業へスムーズにスイッチすることができたのも、当日のT O D Oをメモ化しておいたからだと思います。
🔸周りの人からの愛情も受けている
また、泣く子供を保育園に預けて仕事に行くことに罪悪感を感じているお母さんに対して、尾木さんはこのように述べています。
・ママとのお別れが悲しくて泣くのは、親子の愛着形成がうまくいっている証拠。(中略)子どもが泣いたら、むしろ誇らしいと思ってもいいんですよ。「ママと子どもの間に基本的信頼関係がしっかりできているんだ」ってね。
・親、祖父母、保育士やお友だちなど多くの人の愛情や刺激をもらって、スクスクと育っていくから、ママは安心して仕事に取り組んでくださいね。
「任せて預ける」という気持ちはとても大事だと思います。
一緒にいる時間が少ない=お母さんの愛情が少ない のではなく、他の人の愛情を受ける時間だと考えると安心して保育士さんに任せられます。
何もかも子供を優先することはできなくても、結果的に子供がお母さんといる短い時間を大事に思ってくれるのであれば、それもまた「子供ファースト」のあり方だと思います。
大切なのは、一緒にいられる時間をお母さんや子供がどう捉えるか。
「お母さんは忙しかったけど、いつも自分のことを考えてくれていた」と大人になってからファーストの意味に気付くかもしれません。
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🔸内容紹介🔸
🔖第15回目
~第2章【シングルマザーの 決意】~
✒️ 時間ギリギリとなり、子供をせっついて習い事に行かせる。もっと早くに親が準備を整えておけば、急かすこともなかったと、日々反省
└電車の移動中や外出先の合間時間で、すきま時間TODOを書き出し、仕事から帰ったら即実行
✒️ 子育ては時間との闘い子供の前では穏やかに見せかけ、予定をこなすために頭の中はフル回転🤯
└早朝、深夜、塾や習いごとに行っている間のすきま時間で、用事をひとつでも終わらせるようにした
└兄弟同士のすきま時間もムダにしない。弟のスイミングを待っている兄は、その間に宿題を終わらせる
ぜひ、今後も続けてご覧いただけると嬉しいです ☺️