臍ヘルニアの記録
ロビちゃんは、36週0日で、体重2538gで生まれました。
最初は小さく、ミルクもうまく飲めずに、体重が増えなかったのですが、徐々にミルクを飲めるようになってきて、どんどん大きくなっていきました。
生まれてから1ヶ月半ほど経った頃、
ロビちゃんのおへそが大きく膨らんでいることに気がつきました。
おへその異変に気づく
最初は「ちょっと出べそかなー?」って思っていたのが
どんどん大きくなっていき、不安になって調べたところ、
これは臍(さい)ヘルニアと言って、
赤ちゃんが生まれた後にへその緒が取れた後に、
おへその真下の筋肉のすきまから腸が飛び出してくる状態
だそう。
腸が飛び出すなんて、大丈夫なのか!?と思ったのですが
赤ちゃんの5~10人に1人の割合でみられるそうで、
結構よくあることらしいです。
ロビのように、早産児や低出生体重児では
さらに発症するリスクが高いと言われています。
小児科での診断
心配だったので小児科に行き、診てもらいました。
先生の診断は、やはり、臍ヘルニア。
圧迫して治療する方法もあるが、
間違ったやり方で行うと化膿する場合があり、
ほとんどが成長とともに治るので
そのままで様子を見てもいいとのことでした。
しかし放置しておくと皮膚が伸びて戻らないこともあると聞き、
先生に教わった方法で圧迫治療を始めました。
臍ヘルニアの圧迫治療
臍ヘルニアの圧迫治療は、綿球と医療用の防水テープを使用して行いました。
どちらも薬局などで簡単に手に入ります。
私たちはウエルシアで綿球と防水テープを買いました。
このようにおへそに綿球を置き、その上からテープを十字に止めます。
泣いているとお腹が膨らんでくるので、落ち着いている時に行います。
2人がかりで、1人が綿球を押さえ、
もう1人がテープを貼るという方法だと上手くいきました。
テープは毎日付け替えると、お腹がかぶれてしまうので、
1〜2週間つけたままにしていました。
替える時はお風呂でお湯につけてゆっくりテープを剥がしました。
それでもこのように少し皮膚が赤くなってしまいました。
赤くなった時は2〜3日間を空けて、
テープを貼る位置を変えたりしていました。
治療後の経過
生後4ヶ月頃になるとここまでお臍がへこみました。
ここまでへこんだので、肌への負担も考え、
生後4ヶ月で圧迫治療は止めました。
まもなく生後6ヶ月になる今も
おへそが出ることはなく、凹んだ状態をキープできています。
最初、あんなにおへそが出ていた頃は、
ちゃんとへこむのか不安でした。
ロビは女の子だし、
綺麗に治したいと思っていたので、
ここまでへこんでくれて本当に安心しました。
臍ヘルニアで悩む親御さんへ
臍ヘルニアになる子は少なくないにもかかわらず、
ネットで検索をかけても、臍ヘルニアの
家庭での治療法はあまり情報がなく、不安に思いました。
今回の記事が、私たちと同じように
お子様の臍ヘルニアで悩んでいる方のお役に立てたら幸いです☺️