一人ひとりの人生に想いを馳せる。丁寧に、大切にする。
「一人ひとり、丁寧に、丁寧に」
この言葉に、ドキッとした。
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このnoteは、ひらやまさんのnote「一人ひとり、丁寧に、丁寧に」の感想note。
人への想像力が及ばなくなる時。
人が増えれば増えるほど、一人ひとりへの関わりは薄くなりやすい。使ってくれるユーザーさんが増えれば増えるほど、一人ひとりへの想像力がなくなってゆく。
事業やサービスを作っていくと、どうしても「一人ひとりへ目を向ける」ことが難しくなる。
より多くの方に届けようとするあまり、顔を忘れてしまう。ユーザーさん一人ひとりを、人格を持ち、人生を持つ人間ではなく、「集まり」として認識してしまう。
そういうのは、すごく危ないことだと思う。
Q:相手の顔は見えているか?
「今、想像力が足りてないかも」「わたしたちは、一人ひとりに目を向けられているかな」と疑問に思った時、自分やチームに問いかけることがある。
相手の顔は見えていますか?
想像力が及ばなくなっている時は、顔が見えなくなっている。相手を個人として認識できなくなっている。
それはつまり、相手を個人として認識できるようになれば、想像力は及ぶということだ。
相手は、どんな顔をしていただろう。どんな言葉を使っていただろう。「ありがとう」と言ってくれた時、あの人はどんな表情だっただろうか。
そういうことを、見直す。考える。
届けたかったメッセージが、最初に届いた時のことを思い出す。
ああ、わたしはこの人のために、今まで頑張っていたんだ。
そう思えるようになったら、もう大丈夫。
自分が抱えられる量を知る
自分が持ちきれない荷物は同じ夢を見てくれる仲間に渡したい。同じ夢を見てくれる人が増えれば、仲間で持てる荷物の総量は増えてゆく。
ハッとした。
どれだけ大切にしたくても、キャパを超えれば成り立たない。
わたしは以前、「全部自分で大切にしなきゃ」と思っていた。すべての人の顔を見て、言葉を交わし、責任を持たなければと。
でも、人が同時にマネジメントできる人数は5人がせいぜいだという。
きっと、わたしたちが思っているよりも、一人が持てる人数は多くない。正確に言えば、一人が持ち続けられる人数は少ない。
「持てる」と「持ち続けられる」は違う。
一瞬は大切にできても、継続的なサポートが必要だったり、経過観察が必要だったりすると、成立しなくなってくる。
だからこそ、自分が持ち切れる量を把握し、それを超える分はチームで、仲間と、一緒に大切にしていくことが、大事なんだと思う。
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takaren advent note 25日目。
cotree advent note のnoteたちを、一つずつ紹介していく。
一つずつ、一人ずつ、丁寧に。向き合いたい。