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2週間でコツコツ30km。毎日20分のランニングが教えてくれた8つのこと
12月20日から今日まで、コツコツランニングを続けています。
だいたい毎日20分くらい、2.5km~3kmをゆるゆると走っています。週に1度は5kmを歩きこみで走ったり、余裕のある日は軽い筋トレを加えたりしながら、気づけば合計30㎞を越えていました。時間にして、およそ4時間半。
今日は、2週間のランニングが教えてくれたことをメモ。
1. なにごとも準備が大切。
何かを続けるうえで大切なのは「準備」だと思うんですね。
じゃないと、こんなぬくぬくの部屋から出れるはずがありません。
しかも我が家には炬燵があるのです。もうレベルが高い。強敵です。
強敵を倒すには、木の枝ではなく金属でできた剣です。村人の服ではなくメタルアーマーです。
つまり、道具なのです。
ランニングは比較的必要な道具の少ないスポーツですが、きちんとしたシューズでないと足を痛めてしまうし、ウェアもちゃんとしたやつは動きやすさが違います。
もともとテニス部だった頃のものがあるのですが、新しくランニング用のウェアを一式揃えました。
上から下まで同じカラー同じブランドのものを着ると、それだけでテンションが上がるというもの。
他にも、ワイヤレスイヤホンも購入しました。完全独立型の。
リズムの合う音楽だと走りやすくなるし、オーディオブックなどを活用するのも良いですね。
2. 数値目標はしんどい時の支えになってくれる
わたしが走り始めたのは、今年の目標のひとつに「健康な身体づくり」があるからです。しかし、それだけではランニングは続きません。だって身体が健康になってるかなんて分からないもの。
だからわたしは、「週に100分以上走る」「月で50㎞走る」を目標にしています。努力すれば絶対にクリアできる目標にするのが個人的ポイント。
正直まだ、走るのが面倒くさい時はあります。走ってる途中だって、苦しくて立ち止まりたくなる。
その時に支えてくれるのは、数値目標だと思うんです。頑張ればクリアできる目標があるから、踏ん張ろう、あと一歩って思える。
その「あと一歩」が出れば、あとは勝手に足が動き始めます。
3. やっぱり目的意識だいじ
とはいえ、「走る」という行為自体が目的になってしまう、数値目標だけに縋ってしまうのは良くないな、と思います。大きな目的、だいじ。
「走ろう!」だけ思うと走ることしかできませんが、「健康な身体づくり」なら雨が降った時には筋トレに変更したり、食事にも気を遣ったりできます。
その行為の先に何が待っているのかを忘れたくない。
目先のものに囚われず、常にずっと先を見ていたい。
そこへ辿り着くために必要だから、わたしは今、走っているのです。
4. 辞めたって何度でも再開できる
今のところはランニングを継続できていますが、できない日もこれから出てくると思います。怪我や病気があるかもしれないし、仕事で時間が取れない日もあるかもしれない。
でも、大丈夫。だってわたしたちは、辞めたって何度でも再開できるから。
「続ける」ことはすごいし大切だし尊いけれど、「続けられない」ことを必要以上に気にしなくてもいいのです。
10日間続けて力尽きるよりも、時々離れながらも1か月続けたほうが価値があります。
無理せず、自分なりに。取り組んでいきましょう。
5. 続けるのと同じくらい、休むこともだいじ
「休む」こと、つい忘れてしまうんです。頑張りすぎちゃって、結局ガス欠して長期休暇突入。
でも、長期休暇があると次にエンジンを入れるのに時間がかかるし、仕事がたまるから特に初動がたいへん。せっかく回復したエネルギーがすぐに吸い取られてしまいます。
だから、続けるのと同じくらい、もしかしたらそれ以上に、休むことも大事にしています。
週に1度はゆっくり休息する日を作る、とかね。甘えたっていいじゃない、頑張ってるんだから。
6. 無理は禁物。でも低すぎるハードルは越えることさえ忘れてしまう
わたしは尋常じゃないくらい体力がないので、いきなり「10km走る!」とか目標立てても続きません。1日はなんとかできたとしても、2日目は間違いなくやらない。間違いない。
無理は禁物だから、自分に合う目標やペースにすることは大切です。しかし、ハードルを下げすぎるのも禁物。
低すぎるハードルは、越えることさえ忘れてしまいます。
最初の動機付けとして「とりあえずウェアに着替えるだけ」「外出すればクリア」とするのは良いと思いますが、個人的には「確実に達成できるけど、やっぱり頑張ったよねって言えるレベル」の目標が大切だと思っています。
この辺りは個人のやり方だから、自分に合ったハードルを見つけていけるといいですよね。
7. 自分のペースは、やってみないと分からない
さらっと「自分に合ったハードル」と言ったけれど。
どのハードルが、どのペースが自分に合ってるかなんて、やってみないと分かりません。
わたしは1kmあたり8分くらいで走っていますが、5分で走り切る人もいるし、ゆっくり12分かけて走る人もいます。それは単に身体機能の差というわけではなく、目的や目標のズレでもあります。
大会での記録を目指してる人なら、スピードにこだわるでしょう。身体を維持できればOKなら、早くというよりきれいなフォームでゆったり身体に負荷をかけながら走ったほうがいいかもしれません。
まずは、やってみる。そこでタイムを測ったり疲れ度合いを確かめたりしながら、少しずつ修正していけばいいのです。
もし最初に設定した目標が高すぎたら低くしていいし、逆にもうちょっとできそうだったらネクストゴールを作ってもいい。
百聞は一見に如かずといいますが、百見は一験に如かず、なのです。
8. 楽しいのが一番
いろいろと書きましたが、楽しいのが一番です。
本当は走ること自体を楽しめたらと思うけど、やっぱり苦しいしつらいので、目的地を設定したり、ご褒美を用意したりしながら、どうにか楽しめるよう工夫しています。
特に自宅から3km先の公園目指して走ったのはよかった。
達成感もあるし、緑の空気に癒されます。ぐるっとゆっくり一回りしたら、さ、また3k。そう気持ちをあらためられるのです。
楽しくないことは、続けにくい。せっかくの人生なんだから、楽しめるような方法を考えましょう。
ランニング継続で気付いたのは、やっぱり「環境と仕組み」の大切さだった
もともとは走るのが大の苦手で、運動部時代も20mシャトルランは50に届かないくらい。正直今回も、走り始めた当初はろくに体力がなく、10分走っただけでゼェハァしていました。
それでも半月続けることができたのは、意思の力や努力ではありません。きちんと環境を整えて、習慣として仕組みをつくったからです。
初日は非日常だった「街を走る」というおこないは、2週間経った今では日常となり、もはや走ってない日は落ち着かないくらいです。
ここまでできたら、あとは続けるだけ。
油断せず、頑張りすぎず。これからもゆるゆると続けてまいります。
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TOP画像は、頑張って走った先に見つけた公園。冷たい空気が気持ちよかった。また行きたい。
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いただいた感想をメモ。ひとと繋がって声をもらうのも、続けるためのコツかもしれません。
「だから、続けるのと同じくらい、もしかしたらそれ以上に、休むことも大事にしています」
— 寝子(*˘︶˘*) (@kgAmJ259physics) January 4, 2020
どんなことでもそうだけれど、受験勉強の時もこれを意識してたなぁ。
誰かと一緒に頑張るときでも、この8つの視点は持っていたい。自分も、誰かも燃え尽きないように。@takaren_kktmhttps://t.co/tR00xhYSaq
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