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「対面」で頼むと、「メール」のより約56%増しでOKされた!ドキドキするからこそ生まれる暗黙の信頼とは?

質問です。
「『対面営業』と聞いて
何が浮かびますか?」

押し売り・飛び込み・○○勧誘・・・
残念ながら最近は良い連想はされません。

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かくいう私も新卒の頃は
受話器にゴムテープで手を固定され
一日中、営業電話に励んだ世代です。

現在は、WEBマーケティングの発展で
強引な対面は激減しています。
これは売り手にも買い手にもストレスが
少ない良い時代になりました。

でも・・・

科学的にみるとやはり「対面依頼」は
力強いのです!

1. 見知らぬ人にお願いするなら「対面」?「メール」?

2017年、コーネル大学の
ヴァネッサ・ボーンズらの研究チームは
とてもおもしろい研究を発表しました。

480名の大学生に協力をもらい
彼らに見知らぬ人に「営業」を
してもらいます。

といってもすでに報酬付きで
アンケートに答えたくれた人に
追加で文字修正の手間を頼むだけです。

大学生たちは依頼の方法によって
次の2群に分かれました。

A群「対面」で見知らぬ人に頼む
B群「メール」で見知らぬ人に頼む

さて、あなたが頼まれる側だったら
どちらが抵抗なく承諾できそうですか?

「やっぱり面と向かって言われると断れない」
「『メール』でしてもらった方が、確実」

研究チームは、営業に望む参加者に
事前の承諾予測人数をききました。
そして、実際の承諾者の数や
依頼された側の信頼度合いなど計測しました。

2. 対面は「暗黙の信頼」を作り出してくれる

結果は面白いものでした。

なんと参加者の予測をはるかに上回り
「対面」での依頼が高い承諾数を生んだのです。
実にメール依頼の【約56%】増しの成果です。

対面対メール

見ての通り、参加者は対面依頼(営業)の力を
過小評価し、逆にメール依頼を過大評価
していたのです。

では、なぜこんな現象が起きるのでしょうか?
理由は一つ。表にもある「信頼スコア」の差です。

研究チームは言います。

対面対メール

「面と向かって頼むこと」は
かっこ悪く、恥ずかしく、恐怖ですらあります。
だからこそ、逆に嘘がつけず、本気になります。
そうした本気が、信頼を作ります。

逆に非対面はコスパがよい反面、
こうした暗黙の信頼を作る場面がありません。

もちろん現状は、
対面は難しいかもしれません。
しかしそうであっても、【56%】の差は
見過ごせないものです。

最初はZoomなどのWEB会議でも構いません。
本気なら「対面」を選びましょう。

本日もお読みいただき
ありがとうございます。

そうは言っても、対面は
面と向かった否定への恐怖があります。
そこで必要なのはテクニックよりも
実は「自己肯定感」です。
ヴォルテックスが27年間かけて分かった
自分も相手も傷つかない笑顔の
セールスに興味のある方は、
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