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死ぬほど読めて忘れない高速読書 上岡正明
◆'20_06:3冊目 ◇累計3冊
高速読書とは
スピード×記憶定着を両方実現する読書術
で始まります。
「分散効果」「エピソード記憶」「アウトプット」
脳科学的にこの3つが記憶定着に繋がり、高速読書はこれを元に手法を構成
◇分散効果
3回に分けて時間と場所を変えて読む
1回目:15分で全ページ読む , 重要なところにはドッグイヤーをつける
2回目:10分でドッグイヤーの部分を読み、重要箇所に青色ペンでメモ
3回目:5分で青ペンでメモしたページを読
※全て場所は別の場所で読む
ドッグイヤーをつけるて青ペンでメモするとの行為から本を綺麗に保つ読書法ではなく、汚くしてしまう読書法。
青色のペンを使う理由は、青色は主に思考力、分析力を与える。
◇エピソード記憶
「へー」や「なるほど」など感情を表に出すと脳に移植されやすい
これを脳科学でいうエピソード記憶。
本書のエピソード記憶は、青ペンで書くことで、記憶のトリガーを作り、
感情を載せて書く事で、エピソード記憶へ繋げるとのこと。
◇アウトプット
インプットした情報を、現実の世界に自分の言葉でアウトプットする
そうすると、長期記憶として保存される。
これは脳科学のベーシックな法則
本書ではアウトプットノートの作成を進めている。
・本を読む目的
・本のポイント集(エッセンスと表現)
・エッセンスから実行動にどの様に繋げるか
以上をまとめたノートをアウトプットノートとしている。
手法は以上
読書の準備として必要なものとして書かれているのが、
その本をなぜ読むのか?・・目的
その本を読んで何を得たいか?・・目標
目的・目標が明確になっていることで、必要な文字が目に入りやすくなる。
逆に目的・目標が明確になっていないと、他の事に目がいってしまう。
これは脳の動きではごく自然の動きを利用していると考えられる。
他の本でも同様の事が書かれていたので、読書の共通部分だと思う。
読むテクニックとしては、逆接の接続詞と理由の接続詞に注目せよとの事。
・逆接:しかし、ところが、だが、けれでも、いっぽう
・理由:つまり、なぜなら、要するに、というわけで
逆接接続詞 →著者の主張や結論 →理由接続詞 →主張のまとめ
この流れが分かると、著者が伝えたい事のまとめが見つけやすく、求めている答えが書かれているのを探す時間の短縮になりそうだ。
この本の最後に伝えたいところのまとめは、
行動が大切!
いくら手法があろうが、やり続ける事が出来ないと意味がない。
しかし、やり続けてトライアンドエラーを繰り返して、
成長を実感出来れば、高速読書は習慣ついているでしょう。との事。
口だけの人にならないように、実践して成長した自分にワクワクしながら続けてみたいと思います。