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インドラネット感想文②
インドラネットを読み終わりました。
インドラネットのネットは、網という意味なんですよね〜
謎が解けた感じがしました。
そして空知は宝石なんです。
主人公の晃が、ほんとに立派に強くなりました。
人の、成長する姿をみるとき、興奮します。
人は、やはり、皆、成長を願っているからでしょうか??
それとも、強さへの憧れでしょうか?
晃は、いろんな困難にあっても、空知を探すことを諦めませんでした。
空知を探し続けたモチベーションはどこにあったんだろう?
本当は、何を求めていたんだろう?
何を探していたんだろう?
自分の生い立ち、自分の親、生まれた国、時代背景、
それらに翻弄された人生だった空知。
それを全て背負って、あんな姿になっても運命を背負って生かされている。
痛みを誤魔化しながら生きている。
それは、自分を生きているといえるだろうか?
あまりにも、切なすぎます。
もう、晃が探し当てた時は限界だった。
いや、それを待っていたかのような運命だったと思えます。
晃はすごいなぁ
怒りも、悲しみも、悔しさも、全てを受け止めて、自分の運命を、空知の運命を変える選択。。
一瞬で、その決断をして、実行に移した姿に心が振えました。
カンボジアでの旅を続ける中で、どんどん強くなっていく姿、
その描写が素晴らしかったです。
キモとなるのは、
晃にとって空知の存在は何だったのか?
空知にとって亮の存在は何だったのか?
そして2人の関係性は友情だったのか、何だったのか?
逃れられない運命というものはあるのではないのか?
そういう中で、大切なものは何か?
そしてその運命に翻弄されながらも、自分を本来の自分を生きていくということは、一体どういうことなんだろうか?
そんなことを考えさせられました。
今でもまだ本を読んだ後の余韻が続いています。
https://note.com/takapons_club/n/n53814d7dc804