見出し画像

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』を読んでみた。

大学生のてぃんです。
ここ最近めっちゃ寒くなりましたね...
大学に行くまでの通りの木が紅葉していて、いよいよ冬が来たなぁと感じてる今日この頃です。(この写真は全く関係ないです笑)

今回読んだ本はこちら。
古賀史健さんの『20歳の自分に受けさせたい文章講義』

https://www.amazon.co.jp/20歳の自分に受けさせたい文章講義-星海社新書-古賀-史健/dp/4061385100

文章の書き方ってちゃんと教えてもらった人ってどれくらいいるんでしょうか。

僕も読書感想文とか小論文とか学校で書かされた経験はたくさんあります。でもその内容に対するフィードバックはあったけど、「こういう構成にした方がいいよ」とか「こういう言い回しにした方がいいよ」というHowtoを教えてもらった記憶がないです。
本書にも、学校の作文は書き方指導」ではなく「生活指導」だと書いてあり、激しく共感しました。

この本を読もうと思ったきっかけは、Voicyの「風呂敷畳み人ラジオ」のパーソナリティーである、野村さんが文章を書くための基礎体力がつく本だとオススメしていたことです。

本を読みnoteに記録を残していくにあたって、文章スキルに課題感を常に抱えているので、今の自分にはぴったりでした。

この本読んで、文章を書くということに対し、超やる気が出てきたので、週に2回は更新しようと思います!(ただの勢いです)

本の感想を以下にまとめてみたので、是非読んでください!

1 内容
2 気づき
3 読後のToDO

1 内容

この本は、名前の通り、文章を書くということについてのHowto本です。「書くこと」について、書いてあるだけあって、めちゃくちゃ読みやすかったです。「書くこととは考えることだ」という主張のもと、書くことの大切さも伝わってきました。

noteを始めたのも、何かをインプットするだけでなく、得たものを吸収し、使える「道具」にしたいと思ったからです。「書くことは、自分がインプットしたものを、再構築し、理解をふかめることができる」と言っている古賀さんに背中押されました。どんどん続けていこうと思います。

下に本書の「講座」で書いてあったことをまとめました。(ネタバレ大丈夫かな…)

◆書くことは、話し言葉から書き言葉に”翻訳”すること。
Q ではどのように翻訳するのか?
☞読者がいるという意識&読者に”納得”してもらうことを意識
 ・読者とは?
  ①「10年前の自分」②「特定のあの人」の2つ
 ・読者に”納得”してもらうためには?
  ①仮説を提示して一緒に検証する形式 
  ②「起”転”承結」で読者を巻き込む※実は大切なのは「起」
  ③自分の文章に自分でツッコム(反論)
◆文章の読みやすさは「リズム」。文章のリズムは「論理構成」
Q ではどうすれば「リズム」がだせるのか?
☞論理展開を意識&視覚的リズム&聴覚的リズム
 ・論理展開とは?
  ①「接続詞」が入れられるのかを確認
  ②主張→理由→事実の順に書く
  ③細部の描写を正確に。具体的な数字を入れる
 ・視覚的リズム
  ①句読点の打ち方(一文に必ず1つ句読点)
  ②改行のタイミング(最大5行)
  ③漢字と平仮名のバランス
 ・聴覚的リズム
  ①句読点の位置
  ②言葉の重複
◆文章の面白さは「構成」で決まる
 ①導入…客観的な状況説明
   ⅰインパクト優先型
   ⅱ寸止め型
   ⅲQ&A型
 ②本編…導入に対する自分の意見・仮説
 ③結末…客観的視点からまとめ
◆編集の方法
☞書き始めの編集と書き終えてからの編集がある
 ①書き始めの編集
  ・「何を書かないのか?」という引き算の発想が大切
  ・頭の中の”ぐるぐる”を可視化する
 ②書き終えてからの編集
  ・「切る、貼る、足す」を行う
  ・「過去の自分との対話」であり「もったいない」は最大の禁句
  ・長い文章は必ず短くする

2 気づき

文章に対する考え方から具体的な実践方法までしっかり書いてあったので、すべてが気付きだったんですけど、上にまとめた中から選んでみようと思います。

1つ目の気づきは、文章を書く上でのターゲット。
本を執筆するといった仕事をしている人は、ターゲットの設定をしていると思いますが、僕のようにnoteに書くいている人やブロガーさんはターゲット設定ってあんまりしていないと思います。
でもターゲットを意識しないと文章を書いている意味がなくなってしまいます。説得力のない文章や、その文章が自己満足になってしまうからです。

そこで、この本ではターゲットを「10年前の自分」と置くか、「特定のあの人」を思い浮かべて書きなさいとありました。ターゲットのいない僕には、この二つの答えは超実践的であり、答えが見つかった気がしました。
僕はこのnoteを「この本を読まなかった時の自分」に向けて書こうと思います!

2つ目の気づきは、文章の面白さは「構成」できまるということ。
とくに、導入部分の入り方ってずっと悩んでいたんですよ。文章を書く時の最大の難所であり、鬼門でした。
でも古賀さんはしっかり答えを出してくれたんですね。

導入の基本パターンは、①インパクト優先型②寸止め型③Q&A型だと教えてくれました。詳しくはここでは長くなってしまうので話せませんが、是非この本を読んでみてください!

3つ目は、何を書くかよりも、何を書かないかの方が大切ということです。
書く前の編集作業として、自分の書きたいことを最小限に抑えて、引き算の考え方で削っていけと書いてありました。

僕も文章を書くときは足し算の考え方で、あれもこれも入れたいとなっていました。それではまとまりがなく、構成もぐちゃぐちゃしていたと思います。引き算の考え方は、新鮮で納得感のある考え方でした!

3 今後のToDo

上にまとめたすべてを行いたいと思いますが、まずは何個か絞りたいと思います。下にまとめました!

1 読者を必ず意識
2 読者に”納得”してもらう方法を意識
3 論理展開を意識する
4 文章の「構成」を意識する。特に「導入」
5 書く前の編集作業を大切に

これらの5つを意識して今後noteを書こうと思います!

今回は学ぶことの量が多く、長くなってしまいました…
上にも書きましたが、もっとnoteあげる頻度上げます!(不安)

サポートして頂けたら、あなたのお肌すべすべになります。そして、そのサポートで本を買います!!!!