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あの時、福島では何が起こったか……エネルギー供給源としての原子力発電について示唆に富んだ作品『THE DAYS』

Netflixのドキュメンタリードラマ『THE DAYS』を観た。

あの2011年二発生した福島第一原子力発電所の大惨事を描いた作品だ。

地震の震動が収まったとたん大津波が押し寄せ、全電源が失われるという最悪のシナリオ。一般国民にはなかなか知らされなかったその日の発電所内の緊迫感、混乱、そして無力感。そこから始まるトラブルシューティングへの各方面の努力の様子が、元所長であった吉田さんの視点で描かれている。

吉田さんは事故調査委員会のために詳細な報告書、いわゆる「吉田調書」を残した後、事故から2年経ったところで癌のためにこの世を去ってしまった。
一歩間違えば関東と東北の広大な地域から五千万人が住むところを失うという最悪の事態を回避するために、原子炉の冷温停止まで持っていく過程で経験した四苦八苦が生々しく描かれている。もし「キリン」と呼ばれる高層にコンクリートを打ち込むための重機が手元になかったら、一体どうなっていたのだろうか。考えるだけでゾッとする。

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