ホモ・サピエンスは空想を実現させる

　今年のマスターズゴルフトーナメントで松山英樹が優勝した。早朝から久しぶりにテレビ中継にかじりつき、レッスンプロの武市悦宏くんとClubhouseトークで解説してもらいながら観戦するという、なかなか贅沢な会だった。
　日本人がゴルフのメジャー大会、それも最高峰のマスターズで優勝するのは感無量だ。4年前にオーガスタナショナルに応援に行ったけど、その時はパットが入らずに優勝はできなかったのだが、今回はパットがかなり入ったので優勝に手が届いたようだ。後半は手に汗を握る展開だったが何とか逃げ切りに成功した。

　日本人がマスターズで首位争いをする、そして優勝するなんて漫画の世界だと思っていた。長期連載が続く『風の大地』( https://amzn.to/3dSUpYp )や『千里の道も』( https://amzn.to/3wJ9moB )シリーズなどがそうだが、世界のトッププロと対等のプレーをしながらスーパーショットを繰り出し、最後は圧倒するのだ。とはいえこのような漫画を読みながらも、そんなことが実際にあるとは露ほども考えていない。

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