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書籍が持つ力と、その有効的な活用法

 私が本を量産している理由。それは書店にコーナーを作ってもらいやすいというのもあるし、コーナーができると定番化しやすいというのもある。やはり大型書店にコーナーがあるのとないのとは新刊が出た時の並べられ方が違うのである。
 新型コロナウイルス騒ぎをもろに食らって、出版社も書店も紙の本は非常に苦戦しているが春になってきて回復の兆しが現れ、私の新刊も何冊か五月雨式に出ることになっている。
 最新刊は、もうすぐ発売される『死なないように稼ぐ』( https://amzn.to/3tvj8YM )。この書籍、実は『WAGYUMAFIA』がFC展開する『YAKINIKUMAFIA』と、地方創生エンタメパン屋『小麦の奴隷』のFCの解説本である。

 本の効用は一般の人が思っているよりも全然大きい。書店とは元祖インテリが集う場所である。どんな地方の街に行っても書店の多くは、地元の名士が自己所有の土地で運営していることが多い。
 知的な場所であり、そこに並ぶ本の著者というのは、文化人と認知されるのである。そして文化人、インテリの言っていることは信用される度合いが大きい。
 するとFCの募集などには絶大な効果を発揮する。本になって解説されていれば良さを伝えることが容易だからである。

 なので、私は売出し中の事業をやっている人には必ず本を書くことを勧めている。
 もちろん著者として知名度がなかったりすることもあるので最初は仕方ないかもしれないけど、そこは小判鮫方式でもいいと思う。例えば『サラリーマンは300万円で会社を小さな買いなさい』の三戸政和氏は、ウェブメディアで連載した記事を基にして同書籍を書いたのだが、友人のよしみで私が帯にデカデカと登場していて、まるで私の本のような有り様だ(バーターでWAGYUMAFIA貸切会をやってもらったけど)。
 最近出た寺田有希の『対峙力』もそうだけど、完全に小判鮫商法だが、それでも売れたもん勝ち。そこから自分の力で這い上がればいいのである。

 本を一冊書いているだけで信用度は格段に上がる。出版に漕ぎ付けられるように最大限の努力をした方が良い。

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