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揚げ栗

栗というのは秋に大変美味しいのだが、生から加工するとすると皮を剥くのが大変面倒くさい。
世の中には簡単に剥ける方法も色々と載っているので試してみるが、ちゃんとキレイに剥けて味付されているのを袋から食べるのと比較すると全く簡単ではない。
料理に゙関しては面倒という言葉をあまり使わない私がここまで言うのだから面倒くさいのだ。でもやるからには、しっかりやりたい。

まずは成功したものより・・・(多くの失敗の上に成功がある):
1時間茹でたもののが冷えたら、鬼皮(外側の方い皮)を剥く。生よりかは剥きやすいが、みかんの皮を剥くような簡単さは無い。よくあるのは包丁で下の方から傷を付ける方法。それでもまぁ剥けなくはない。我が家には栗剥き器というニッパーにギザギザがついたようなのがあるので、それを使って剥く。それを使っても簡単ではない。もう一度書くが製品になっているのを食べる方が便利なのである。

その鬼皮の下には、渋皮がある。これも丁寧に包丁で剥く事も出来るが、揚げ栗の良いところは渋皮のまま油で揚げてカリカリになった渋皮ごと食べるという方式。自慢ではないが、ネットで調べるまではそんな食べ方は知らなかった。

失敗談:
生のまま渋皮にして揚げるのも本来の作り方のようだが、これだと中身が柔らかくなるまでじっくりと揚げないとならない。食べられるレベルにすると、渋皮がこちんこちんに固くなってしまう・・・もちろんパラメータを変えて色々とやれば出来るのだろうが、チャンスは秋に一度レベルでしかない。そのため、残しておいた半分を茹でて揚げる事にした。それなら強火で渋皮がカリカリになるのを確認して揚げれば良い。

完成図:

半分に割ると、中はホクホク、外はカリカリ!
塩を軽くまぶすと甘みも増す。
あまりこの食べ方は知らないんじゃないかな??? かなり美味しい!!!

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