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三浦しをん「乙女なげやり」のレビュー!

この本を読もうと思ったきっかけ

図書館で本棚を眺めていたとき、ふと目に入ったのが「乙女なげやり」というタイトル。著者三浦しをんの「舟を編む」はいつか読もうと思っていましたが、その前に寄り道(?)してこちらを読んでみることに決めました。

本の概要

直木賞受賞作家三浦しをんが贈るエッセイ集です。

「乙女なげやり」というタイトルからも分かるように、さまよえる乙女のくすっと笑えて、ちょっと分かるかもというような気持ちになれます。

短めののエッセイが多数収録されています。著者本人もトイレなどでサクッと読んでほしいというようなことを言っていましたが、一つの話が短く好きな話を選んで読むことが出来ます。

感想

三浦しをんがどんな人なのか全く知らなかったのですが(すみません)、こんな面白い小説家がいたんだ!と思いました。

少女漫画だったり同性愛だったり素敵な俳優についての話なども多く、乙女は乙女でも共感できるかは個人差があるとは思ってしまいましたが(笑)、まさに”さまよえる乙女”として全力で生きている様子はくすっと笑えて、読後にはさまよえる乙女も何だかいいもんだなと感じます。

日常に起こることに抗議している様子は、「その通り!」と納得できることやたとえ自分の考えとは違くても(笑)分析して抗議している様子は痛快です。女性ってこういう思い込み結構多いですし、もう分かる分かると共感しまくりでした。

このタイトルからは、「女性じゃないと面白くないんじゃない?」と思われるかもしれませんが、ぜひ男性の方にも読んでほしいです!乙女の爆笑妄想生活が楽しめます!(共感はできないかもしれないですが……)

私は2時間くらいでほとんど読んでしまったのですが、家に置いておいて少しずつ読むというのもいいかもしれません!

まとめ

今回は三浦しをんの「乙女なげやり」について紹介しました。

気になった方は是非読んでみてください!!



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