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丸亀製麺の「うどーなつ」から市場創造とBtoBビジネスを学ぶ #350

皆さんこんにちは。双子パパTakaoです。

子育て中の外食で我が家はよく丸亀製麺に行きます。早くて、安くて、旨くて、子供が食べやすい環境が整っているため重宝しています。

その丸亀製麺で最近ヒットしているのが、うどん粉を使ったドーナツ、うどーなつです。

一時期は品切れのため、一家族一個までという案内がされるほどの人気でした。

大人気のうどーなつ

この「うどーなつ」の市場への投入は、市場の創造であり、丸亀製麺とニップンの仕事を通してBtoBとBtoCビジネスを学ぶ好例だと思いましたので、この点をまとめたいと思います。


丸亀製麺の「うどーなつ」とは?

丸亀製麺で大ヒットしている、うどん粉を使用したドーナツが大人気です。5個入りで300円。きな粉や三温糖、カレー味などいくつかのフレーバーをかけて楽しむことができるおやつです。

一時期は人気すぎて、一家族一つまで!という張り紙がされるような店舗もありました。

子どもが食べやすいように、リング型ではなく小さなボール型になっており、もちもちしたドーナツはとても美味しく大人気です。

我が家の子供たちも、うどーなつを買わないと怒るため、毎回の購入アイテムになっています(笑)

新たな市場を創造する

かけうどんの並が390円という庶民的な値段であることを考えると、どーなつ5個で300円は確実に客単価を押し上げています。

丸亀製麺のビジネスモデルとしては回転率が大切になるため、デザートなどの甘味物はおいておりませんでした。これまでは、うどんに加えて、天ぷら、おにぎりなどの販売で客単価を上げていました。

これに対して、既存のリソースを用いてドーナツを提供することで、丸亀製麺での食事にオヤツの市場を創造することに成功しました。

お客様の導線に対してもキレイな流れで提案することに成功しています。うどんを注文し、天ぷらを選び、お稲荷さんやおにぎりを選び、最後にうどーなつが入った袋を選ぶという流れでついつい買ってしまいます。

しかも、甘めの味付け、カレー味付けなど、お客様のモードによって選択できるようにすることで、おやつとしても、おかずとしても変化させて価値を提供しています。

供給制約社会で大切な商品設計

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