アンパンマンとパウ・パトロールから考えるリーダーシップ観の違い(2)#192
昨日はアンパンマンのリーダーシップ観には、強力な一部の人しかリーダーシップを発揮するものだという偏ったリーダーシップの概念が埋め込まれていることを指摘しました。
変化の少ない、製造ラインを中心とした時代においては機能したものの、グローバルな標準的なリーダーシップの考え方とはかなり異なります。
最新のキャリアデザイン、リーダーシップ研究の知見を借りると、リーダーシップは誰もが発揮するものだと捉えています。
特定の人に依存するのではなく、誰もがリーダーであるという自律分散的な概念としてリーダーシップを捉えていくためには、そうしたあり方が発揮されている環境に身を置くことが大切になります。
今回はアンパンマンと対照的なリーダーシップ観を前提としたアニメとして、カナダ発祥のパウ・パトロールというアニメを紹介し、リーダーシップについて考えたいと思います。
パウ・パトロールについて
パウパトロール 見たことない方は、是非1度観ていただけると面白いと思います。Netflixで観れます。
リーダーの少年と個性豊かな子犬がいろんな問題を解決するというストーリーで大人も楽しめます。
テンポがいいので、3歳の娘たちも夢中で観ています。
パウ・パトロールのリーダー観
パウ・パトロールを観ているとリーダーシップの考え方がアンパンマンとまったく異なっており、面白いです。
ここから先は
1,395字
この記事のみ
¥
300
よろしければサポートお願いいたします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費、双子育児の挑戦に使わせていただきます!