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日本三景「天橋立」というイノベーションのジレンマ #381
皆さんこんにちは。双子パパTakaoです。
狂犬ツアー最終日の土曜日、ランチでメゾン・ジュリアン宮津さんでの素敵な体験をさせていただいた後、せっかくなので、天橋立エリアの観光フィールドワークをしていこうと思い、立ち寄りました。
栗田(くんだ)から天橋立駅まで吉岡先生に乗せていただき、到着。こういう現地での出会いから同席させていただけるのも旅の魅力です。吉岡先生、何から何まで本当にありがとうございました!
日本三景の1つであり、関西屈指の人気観光エリアのため、土曜日は多くの人で賑わっていました。
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現地の人が集まる場所を分析することを通して、多くの学びがありました。
今回は狂犬ツアーの旅を終えたから現地を視察したため、
①定番となる強力なコンテンツは集客力や見た目の賑わいはあるが、必ずしもマネタイズにつながらない
②強すぎる伝統的なコンテンツが点であることで、飲食や宿泊までの線をつなぐことのインセンティブを阻害してしまうイノベーションのジレンマに陥ってしまう
という点を考えることができました。
多くの人が楽しそうに写真を撮る中、何を考えているんだと思われるかもしれませんが、量的な賑わいや、たくさんの人が訪れる!ことに価値はなくなっています。
たとえ少ない人でも、きちんとお金を落としていける仕組みがあることが、日本経済の生産性向上には不可欠です。
この点を掘り下げたいと思います。
押し寄せる観光客の属性
この日は土曜日で秋晴れの素晴らしい天気にも恵まれ、天橋立駅から観光スポットに向かう人で溢れていました。また、駐車場も満杯なところが多く、人気スポットであることを伺わせます。
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