【マラソン日記】 #10 東北みやぎ復興マラソン 2023.11.05
記念すべき10回目のフルマラソンに選んだのは東北みやぎ復興マラソン。2019年にエントリーしたときは台風直撃で中止、2020年はコロナ禍で中止、今回は三度目の正直で出走が叶った待ち望んでいた大会でした。
当日の仙台の気象コンディションは、スタートの9時時点で14.5度で、ゴールした13時時点が16.5度。ハーフ過ぎの一時期だけ少し晴れ間が出た以外は曇りという絶好のコンディション。言い訳が効かない状況での3:49:22というタイムは自己ベストを2分30秒縮めてはいるものの、うーん、微妙です。。
ラップの振り返り
うまくいけば3:45:00を切りたいなと実は思っていたので、5:20/kmを切るペースで最初から走っていました。ハーフ通過は1:52:11だったので目論見通りに推移していました(単純計算すればフル換算で3:44:22予想ですので)。しかし、25kmくらいからペースが徐々に落ちていってしまい、戻せませんでした。5キロごとのラップは以下の通りです。
後半、特に25km以降からは、5kmごとに40秒、50秒、60秒というように、徐々にしかし着実にペースが落ちています。長野マラソンと比較すると、35km以降のギャップの大きさが全てを物語っています。
当日のゴール映像がYouTubeに上がっているのですが、ほんとバテバテで笑えます。YouTubeの放映時間1:47:21(時計表示で3:50:21)頃に、オレンジのシャツを着て、白いキャップをかぶって、ヘロヘロな感じで走っていて、最後に手を挙げているのが私です。笑
集団の力
ペースを落としてしまったのは私の力不足です。走り終わった後に外腿が攣りかけたので、このペースで走り切るための練習が不足していたことは間違いありません。
しかし、不思議だったのは、私がペースが少しずつ落ちるのに気づけなかったのは、私が走っていた近くの集団のペースも同様に落ちていたことが外因でした。たとえば、東京マラソンの時も後半にペースが落ちたのですが、明らかに周りから遅れて走る感じを受けて辛い思いをしました。今回はそれが良くも悪くもなかったんですよね。
私は、淡々と黙々と一人で行動するタイプではあるものの、同時に、参加する集団から影響を強く受けるタイプです。そのため、どのような集団に参加するかには気をつけており、だからこそ転職が多いとも言えます(笑)。走る時も私のベストを少し超えるペースで走る集団に引っ張ってもらいたいものですが、こればっかりはその日にならないとわからないので難しいですね。
次走は大阪!
次回は大阪マラソンです。間隔は3ヶ月+3週間なので、3週間くらいはダラダラと走って、その後から距離走を積むようにします。今回のリベンジとしては、30km走を3回入れようと思います。
現時点での直感的な方針としては、5分15秒/kmフラットで走れる距離を伸ばすこと、です。今回は25kmまでしかキープできなかったので、少なくとも30km、できれば35kmまでキープできるように準備したいです。
次回に向けた備忘録
(1)ワセリンを塗るのには時間が掛かる
今回は、前日の天気予報では降水確率80%、当日でも60%と雨が予想されていました。結果的に、晴れ男を発揮して雨は最初から終わりまで降られなかったのですが、雨への備えはしていました。その一環として、ワセリンを全身に塗ることにしました。
それなりに時間がかかるとは思っていましたが、結局、化粧水、ワセリン、日焼け止めを順番に塗るのに40分弱もかかりました。初めて塗ったのでかかったのだとは思いますが、最後にシャツを着る際にランニンググラスに少しワセリンがついてしまうアクシデントもあり、時間は結構見た方が良さそうです。なお、いろいろ調べたところ、塗る順番は化粧水→ワセリン→日焼け止めという順番で良いようです。
(2)Gel Kayanoは私の足には合わない
練習の時から、25km走とか30km走を走ると左足の親指にマメができる傾向があったのであまり会わないのだろうなとは思ってました。アシックス・ランニングラボで推奨されたから自信を持って使っていたのですが、今回は、マメ対策に定評のあるプロテクトJ1を塗り、絆創膏を貼っていたのに、マメができていました。もう、今回までで諦めます。
次走に向けて、満を持してナイキを検討します。先日の皇居ランで試しにVapor Fly 3を履いて10kmほど走ってみましたが、軽くて良い感じでした。私の走るペースで調べるとZoom Fly 5が良いようなので試着して決めようと思います。