三輪氏の系譜

まとめてみました。だいたいどの天皇のあたりの人なのかも書いてあります。

スサノオ（神武東征以前）

大国主（神武東征以前）

事代主（神武東征以前）

天日方寄日方命（神武天皇1代）

健飯勝命（綏靖天皇2代）

健甕尻命

豊御気主命

健飯賀田須命

大田田根子（崇神天皇10代）

大御気持命（崇神天皇10代）

→→→（ここから三輪氏）→→

大友主命（崇神天皇10代垂仁天皇11代）

志多留命

三輪石床

三輪身狭（安康天皇20代雄略天皇21代）

三輪特牛

①三輪逆（敏達天皇30代）→三輪小鷦鷯→三輪文屋（皇極天皇35代）→三輪利金→高市麿→→→（ 大神神社社家に）

②三輪逆（敏達天皇30代）→三輪忍人→三輪磐弓→三輪大口（孝徳天皇36代）→三輪子首（天武天皇40代）→三輪広目→三輪清麿→三輪吉成→三輪良臣→豊後大神氏

①②の三輪逆は蘇我や物部らによって殺されました。子の世代には被害は及んでいないよう。

三輪氏は物部氏と共に、由緒正しきお家ということです。

思ったことですが、物部も三輪氏もともに、スサノオから繋がっています。さらに、神武天皇のお嫁さんもスサノオ系列の女性です。もしも、これが改竄だったら、かなりの労力になるでしょうね。だとしたら、どこかで矛盾が生じるもの。特にそういった矛盾ないので、やはり、スサノオ一族は大和出身なのでしょうね。神武天皇から欠史八代と呼ばれる天皇たちは、大和の地に根を張るために、地元の有力豪族から嫁をもらっていました。やはり、古事記、日本書紀に出雲国譲りを載せた理由は、各豪族も天皇も上を辿っていくとほぼ皆、スサノオや事代主、オオナムチに行き着くからと考えると、記事が挿入された理由がスッキリ理解できます。