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実は平均気温は一定ではない??気候区分で時代をわける?

温暖な時期、寒冷な時期は繰り返す。

古気候学に基づいた時代をまとめてみた。

明確に記載されている場合は、そのまま書きました。多くは、「年前」で表記されてるので、-2000年してBCを付けた、単純な置き換えです。ご注意あれ。その他、便宜上「〜寒冷期」「〜温暖期」と付けたり、してわかりやすくしています。古気候学で教科書レベルまで確定させた底本となるような教科書はまだないのです。ビジュアル的でないので、途方もなくとっつきにくい。今後の発展を期待しています。

参考:『地球全史スーパー年表』岩波書店.2014

『気候文明史』日本経済新聞社.2010

↓年表↓

BC1万6000~BC1万3000最終融氷期オールデストドリアス寒冷期

BC1万3000~BC1万1500最終融氷期ベーリングアレレード=アレレード温暖期

BC1万2000~BC1万1700最終融氷期オールダードリアス寒冷期

(BC1万900第一次アガシ湖崩壊=ヤンガードリアスイベント)

BC1万900~BC9500ヤンガードリアス期寒冷

BC9500北大西洋海流復活

(BC9300第二次アガシ湖崩壊)

BC9300〜BC9100プレボレアル振動200年気温低下

BC 8350〜BC7050プレボレアル温暖期

BC7050〜BC5550ボレアル温暖期

BC6600〜BC5600早期アトランティック期

BC6200〜BC5800  8200年前のイベント400年気温低下(第三次アガシ湖崩壊)

BC5800~BC3500ピプシサーマル期気候最適期

BC5550〜BC3050アトランティック期

BC3500ピオラ振動による寒冷期(北半球日射量が低下、太陽活動低下)

BC3050〜BC450サブボレアル期

BC500〜現在サブアトランティック期

BC2200〜BC2100寒冷化(エルニーニョ、火山活動)

BC1500〜BC1000寒冷化(火山活動)

BC800〜BC500寒冷化(太陽活動低下)

BC300〜AC100弥生温暖期

BC140寒冷時期

BC100温暖時期

約150〜約250寒冷時期

約280〜約290

約400〜約415寒冷時期

535〜約600寒冷時期

9世紀〜13世紀中世温暖期

1220〜1250火山活動活発化による寒冷期

1350〜1370ウォルフ極小期による寒冷期

1420〜1570シュペーラー極小期による寒冷期

1645〜1715マウンダー極小期による寒冷期

1770〜1830ダルトン極小期による寒冷期


↓ちなみに古気候学は主にこれらのデータ、研究をもとに出来上がっています。

・氷床コアの酸素同位体(O17、O18)の比率=過去気温の推移

・放射性炭素の量=過去の太陽黒点数=太陽の活動レベル

・計算(ミランコビッチサイクル=「歳差運動」と「地軸の傾斜のサイクル」と「離心率」→「日射量」が変動→「氷期の始り」、ニュートン力学と熱力学)

・気候学(エルニーニョラニーニャ現象の観測と過去復元)

・地質学

・古文書の記録


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