山内惠介 五大都市コンサートツアー2021 ~Roots あなたを愛で奪いたい~
愛知、福岡、東京、札幌に続いて山内惠介さんの五大都市コンサートツアーが、ここ大阪のフェスティバルホールでファイナルを迎えた。
感染症対策のため入り口でのアルコール消毒、マスク着用、検温、掛け声はナシで…などのお願いを、なんと山内さんご本人が丁寧に開演前アナウンス。
「ありったけの愛であなたの心を奪います!」の言葉に、満員のお客さんが歓声をあげるのを我慢してペンライトを激しく振って応えていた。
1曲目は9月1日に発売されたカバーアルバム『Roots』に収録された10曲中、唯一のオリジナル曲で織田哲郎さんらしい爽やかなナンバー『あなたを愛で奪いたい』。
すっかり全員の心が奪われてしまった。
第一部では『Roots』収録曲と共に、デビュー曲『霧情』、『二十才の酒』、『流氷鳴き』、『風蓮湖』、『白樺の誓い』、『冬枯れのヴィオラ』…と珠玉の名曲が続き『恋する街角』で前半戦は終了。
第2部は大瀧詠一さんの『幸せな結末』でスタート!
カバーが全てオリジナルに聞こえるほど自分のものにして歌いこなす山内さん。
そしてラストナンバー『さらせ冬の嵐』の歌唱前には涙ながらに20年の感謝を語り、会場は万雷の拍手に包まれた。
MCも冴え渡り、山内さんのお人柄と素晴らしい歌唱、楽しいトークをたっぷり堪能する贅沢な時間。あっと言う間の3時間だった。
終演後、楽屋口へご挨拶に伺うと私の顔を見るなり…「あ!この間、衣装全部電車に忘れちゃったんだって!?」と山内さん。
noteのこの記事↑を読んで下さっていたなんて!!
感激するやら恥ずかしいやらでヘラヘラしてしまったのが悔やまれる。
私は誰かとお会いした帰りに「あー!あれも言えば良かった。これも言えば良かったのに忘れてたー!」ということばかりなので、山内さんの「超一流」のお声がけに感動しきりだった。
一応ご報告。きのうの帰り道は、何も忘れず無事帰宅した。