介護生活の新たな局面
どんべえの介護生活が新たな局面を迎えつつあるようなので、まずは近況報告から。
実は数日前から「ご飯」をまったく受け付けなくなってしまいました。
これまでも半分〜3分の1くらい残すことはよくあったのですが、4食連続で全て残したのは「前庭疾患」になったとき以来です。
その前までは割と順調で、いっときは8.9キロまで落ちた体重が9.2キロまで戻ったこともあったくらい。
炭水化物や肉の割合を増やし、油分をたっぷり摂ってもらうために亜麻仁油も割増にして。どんべえも、若い頃の食いつきにはとても及びませんが、一生懸命食べていたと思います。
ご飯には、いつものサプリやプロネフラに加え、最近はプロポリスも1滴垂らすようにしていました。
プロポリスとは、ミツバチがさまざまな植物の新芽や樹脂からつくりだすもの。花粉やミツバチの分泌物である唾液、ミツロウなども含まれます。知人がむかし飼っていたラブラドールが20歳まで生きたと聞き、「長寿の秘訣はなんだった?」と尋ねたところ、プロポリスの存在を教えてくれました。
ラブラドールのような大型犬が20歳も生きるのは本当に稀だし、調べてみると「ペット用プロポリス」もあるようなので、早速注文してみたというわけです(試せることは、なんでも試してみる主義)。
プロポリスは割と匂いが強いので、警戒心の強いどんべえは受け付けるか心配ではあったのですが、歳取って嗅覚も弱まってきたのか(笑)、問題なく摂取してくれていました。
そんなわけで、いい感じで食餌が出来ていたと思っていた矢先の今回の展開だったため、若干落ち込んでいます…。
いろいろ工夫を凝らして出したご飯を丸々残されるのも、残飯となったものを泣く泣く片付けるのも、かなりストレス。正直どんべえに対してイライラしている自分にも嫌気がさし、ここ数日は気が滅入るばかりです。
そもそも年老いて食欲が減退しているのに、無理に食べさせて負担をかけてしまったのだろうか。このところ夜鳴きもすごいし、徘徊しながら鳴いたりしているし、ひょっとして痴呆による食欲減退なのかしら。もしくは、なにか重大な病気……?
1日の大半は寝ているのですが、起きて動き回っている時に観察してみると、どうやら右後脚がうまく動かなくなってきているみたいで、それもあってこのところ自力で立ち上がれなくなったり、立って歩き回っている時も、呻くように鳴いたりしている様子。本人も辛いよね。
明日、輸液もあって病院へ連れて行くので(今日は休院)、その時にちゃんと診てもらうつもりです。先週、血液検査をした時には、CRE値もBUN値もそれほど悪化していなかったんだけどなあ。
咀嚼は難しそうですが、水分はシリンジを使って飲むことができているので、水はもちろん、ミルクや甘酒、野菜スープなどをこまめに与え、脱水症状だけは避けたいと思っています。
あ、あと最終手段として「卵黄」。白身はお腹を壊してしまうので犬には御法度なのですが、生卵の卵黄はどんべえの大好物で、あげるとむしゃぶりつきます。若い頃から卵黄は大好物なのですが、栄養が高すぎてコレストロール過多になりがちなので控えていました。
もうここまできたら、好きなものを与えたいですね。
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