持続的農業プロジェクト(南スーダン)
以下記事では社会的投資という概念を紹介したので、今回は事例編ということで僕が実際に関わっている活動を簡単に紹介します。
初期費用28万円を全額負担(寄付)し、南スーダンの修道士と「持続的な農業プロジェクト」を去年の8月に開始しました。
3ヘクタール(サッカーコート約4つ分)の農地から、孤児41名分の食料と翌年のための種子を確保。
余ったトウモロコシ等の販売によって4.5万円の収入が発生し、作業に関わった若者や未亡人の生活費にもなりました。
他にも、収穫できた作物の一部を現物支払いとし、現地女性7名が裁縫トレーニングを受けるためのコース費用に充足もしています。
裁縫技術を身につけることは、強制結婚させられた彼女たちの経済的な自立支援につながります。
次の課題は、現地で類似のプロジェクトをまわせる人材を育成することです。例えば、マネジメント・スクールを現地につくり、マネージャーを養成するような方法もいいかもしれません。
現地の人が自立するための、持続的な支援が目的です。
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記事執筆者の紹介
柏野尊徳 / アイリーニ・マネジメント・スクール代表
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