見出し画像

飛騨高山ロマンチック

もうねー 最高だった
本当に今までの旅でトップオブ最高だった。思い出に浸りながら書いてる。

そもそも

おれは星を撮るのが好きなんだけど名古屋に住んでいるから近場ではそう易々とは撮れない。

そんな折、知人からこんなサイトを紹介してもらった。期間限定で夜間運行してくれるロープウェイがあるらしい。

これは…行くっきゃ無い!!


目的地はふたつ

今回の旅で行きたいところが2箇所ある。
ひとつは当然新穂高ロープウェイの天体ショー。


そしてもう一箇所はひだ宇宙科学館カミオカラボ。

ここは2002年にノーベル賞を受賞した小柴教授がニュートリノ研究で用いた研究施設『カミオカンデ』を紹介する博物館なのだが、おれは幼少期にそれを宇宙図鑑で知ってからずっとニュートリノ研究に興味があった。

神岡はアクセスが難しく今まで二の足を踏んでいたのだが、今回絶好のチャンスなので訪れることにした。

新穂高ロープウェイ

道中色々グルメしたり、旅館で温泉に浸かって気づけば17時。
ヘアピンカーブに気をつけながらレンタカーを駆り、ロープウェイ駅へ。

ロープウェイのゴンドラ、2階建てらしい

ゴンドラ乗ってる最中は曇っていて星が見えるかどうか心配していたけど、そんなのは杞憂だった。

だってここは雲の上なんだもん。

雲海を覆う天の川、紫金山アトラス彗星を添えて
北の空のカシオペア座とペルセウス座、変光星アルゴルは結構明るめ?


カミオカラボへ

楽しかった穂高を後にし、向かうは神岡。
カミオカラボは道の駅に併設された入場無料の博物館。

ここでは研究内容の紹介から始まり、カミオカンデで実際に使われている光電子増倍管や制御基板、さらにはリアルタイム観測データなども展示されており、世界最先端の研究の一端がここにあると思うと非常にワクワクした。

光電子増倍管の実物大モデル。実物はこれが1万個並んでいるらしい
制御回路基板、東芝設計らしい。「デカいDIP部品ばっかで古臭い回路だな〜」と思ったけど、これ設計されたの1990年代だと気づき驚いた。


スーパーカミオカンデのリアルタイム観測データ。数分に1個くらいの頻度でニュートリノが観測されていた。幸運にもニュートリノが観測されたタイミングを写真撮ることが出来た。


宇宙を見るためにおれたちは高い山を登ったけど、研究者たちは地下深くに潜ったって考えると神秘的じゃない?


余談:道中グルメ


高山(たかやま)で食べた超人気店『麺屋しらかわ』の高山ラーメン。黒胡椒が効いてて美味しかった。高山ラーメンというブランドなのに、地元の人達からしたら中華そばらしい。


カミオカラボに併設された道の駅スカイドーム神岡にて食べた飛騨山菜うどん。お出汁が効いてて心身に沁み渡った。


帰りの電車で食べた飛騨牛駅弁。こんなに贅沢三昧してしまって良いんだろうか。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?