キュンパス、コスパに「?」がつく意外な区間をご紹介。
【キュンパスとは?どういう切符】
バレンタインデーからホワイトデーの
平日にJR東日本の乗り放題切符。
14日前に予約が必要なので注意がいる。
わたしも、予約して使う予定💛
なお、新幹線・特急の自由席が乗り放題。
普通車指定席は2回まで利用可能。
ただ、福島ー新庄の山形新幹線と
秋田新幹線盛岡ー秋田、
東北新幹線盛岡ー新青森はすべて指定席。
ただ、そのまま指定席の空席は利用できる。
また、仙台ー盛岡の途中駅に停車する
全席指定列車も空席利用できる。
(もちろん、指定席の権利を使わず)
【意外とコスパいまいちな使い方】
結論からいうと、①新幹線をフル活用。
②周遊や単純往復でなく複雑な経路、
③複数の駅で乗り降りする
この3点を考慮して行程を検討したい。
よく、サイトなどでは、
普通料金との比較でどう使うのがお得か?
ということが様々なプランを紹介しながら、
いくら得になるか?ということを
説明している。
そこで、ちょっと趣向を変えて
他の割引切符との比較をしてみたいと思う。
要は、このパターンは他の割引き切符も
あってお得度(コスパ)は
少なめのものを紹介する。
その旅行先が楽しめるかどうかの
比較ではない。
なお、出発地は首都圏としている。
1 盛岡日帰り
この区間は、キュンパスが通用期間になる
直前にものすごい割引切符を発売していた。
えきねっとで50%引きの
「お先にトクだ値スペシャル」を発売していた。
これにより、片道当り7100円で往復で
14200円だった。
手前の埼玉県大宮から片道6800円となり、
13600円で往復できていた。
キュンパスはこれよりお得ではあるものの、
インパクトとしては小さめといえる。
なお、キュンパスは指定席を2回利用できるので、
往復共に速達の「はやぶさ」を利用できるが
「トクだ値」は「やまびこ」しか
利用できないなどの制約はある。
2 一ノ関(平泉)
平泉は、世界遺産で観光するには1日ほしいところではある。
ここも、盛岡同様に50%引きが「えきねっとで50%引き」の「お先にトクだ値スペシャル」を発売していた。
往復13000円ほどでできる。
だから、お得感はそれほどない。
3 長野・松本周遊コース
新幹線で長野へ行き、在来線で松本まで、
そして新宿へ帰るルートとした場合。
長野までの新幹線は東京から乗るのと
大宮から乗るのとでかなりの値段差になるので
大宮からにした場合、
「あさま」号限定になるものの4400円。
さらに特急あずさで帰ってくると
松本ー新宿で4600円で帰って来れる。
また、松本ー長野は在来線(普通列車)で
約1000円である。
この周回コースは、およそ1万円。
そう、ちょうどキュンパスと同じくらいの
お値段といえる。
【まとめ】
・キュンパスのコスパを上げるには、
多くの駅で乗り降りする
(複数の観光地を楽しむ)
・複雑なコースにする
(単純往復や周回コースを避ける)
・「えきねっと」の「トクだ値」設定のない
区間に乗る
・東北(盛岡まで)・上越・北陸新幹線の
各駅までの単純往復はあまりお得感はない