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鉄道の哀しみ(通勤列車編)
全国どこでも、見られる朝夕の通勤通学ラッシュ。
ホントにみなさまのお疲れ様を運んでいる。
そんな列車に哀しさを感じます。
■これほど、資本主義によって差がつくとは?
ホントに増えました。
課金すると座れるサービス。
インターネットで簡単に予約できるように。
また、チケットレスも後押ししている。
でも、これを払える人と
そうでない人がいるのは
辛いところ。
課金制列車で普段使いと同じ車両の場合
うっかり「優先座席」の表示のところを
予約しちゃうとなんか気まずい。
(わたしだけでしょうか?)
そしてホントは、毎日みんな
課金したいと思っているはず。
でも、そんな余裕はないよね。
■鉄道事業者にとっての通勤通学ラッシュ
通勤列車は、鉄道事業者にとって
頭が悩ましい存在だと思う。
そもそも、通勤・通学列車は
客単価が低い。
ほとんどの人は、定期券利用。
学生定期券は相当割り引かれている。
その割には、人的・物的資源を
フル稼働せねばならない。
逆に言うとその一時のために
設備投資をしなければならない。
■コロナ禍にみた通勤通学需要のない世界
じゃ、通勤通学の混雑がなくなれば、
鉄道事業者は万歳なのか?
そういうわけではない。
コロナ禍では、ホントに大変な赤字を
計上したのは記憶に新しい。
やはり、鉄道事業者にとって
通勤通学需要はなくてはならい収益の柱だ。
薄利多売の通勤通学需要。
■客にとっての通勤通学列車
みんな、電車の中で何してる?
スマホか居眠り。
老若男女変わらない。
スマホが半数以上の多数派。
読書してる人は少数派。
昔は、ものすごく小さく折りたたんだ
新聞を読む中年の人いたけど
今は見かけなくなった。
スマホで読んでいるのかも。
殆どの人にとって通勤通学列車は
無駄な時間なのでしょう。
みんなの無駄な時間を詰め込んで
今日も行く哀しい通勤通学列車。
■トラブル発生は地獄のはじまり
様々なトラブルが発生する。
大小さまざまだが、僅かな遅延から
大規模な運休まで。
客も事業者も悪くない
事案がほとんど。
現場では、平謝り。
別に、この人が悪いわけじゃないのにと
思っちゃう。
最近もたまに見るクレームつける人。
ホント、トラブル発生時もどう
対応するかは自己判断の世界。
列車の来ない駅とそれを待つ多くの客を
見ると哀しくなる。
事業者もそのトラブルから
どう平常にダイヤを戻すか?
どう客を案内誘導するかホント大変。
■まとめ
・通勤通学列車で鉄道事業者はもっている
・事業者にとって通勤通学は薄利多売の商売
(客が多すぎても儲からない)
・車内での過ごし方はスマホを見る人がほとんど
・トラブル発生時、事業者も客も辛い