毎月届く、本の贈り物。
娘と夫と3人で児童館に行きました。
そこにあったパンフレットのひとつが「童話館ぶっくくらぶ」です。
「絵本のある子育て」というフレーズに惹かれて手に取って持ち帰ってきました。
0~1才さん向けの「たんぽぽコース」から14~15才さん向けの「大きいジュニアコース」まで15個のコースがあります。
絵本や本はもちろん読んでほしいと思っていますが、自分達で選んで買い与えるのもなかなか難しい。
こどもちゃれんじもしているけれど、毎月届く絵本も好みじゃない本だと読まないので増えたことにならないし…。
もちろん厳選された絵本でも娘に合うかはわかりません。
でも、お家にある本が増えるということは、娘の好みに合う本も増えるはず!
やってみたいな〜と心が揺れているところです。
ちなみに以下がリンクです。
「童話館ぶっくくらぶ」とは
毎月本が届きます
お子さんの成長に合わせて
すぐれた絵本や本を
毎月、定期的に
お子さんの名前で
お届けるする配本サービス、ということです。
ちなみに、絵本の届け先と請求書の宛先は別々にすることもできるので、プレゼントにもできます。
私は甥っ子たちに贈りたくなったのですが、私のおこづかいが足りず断念しました。
あと、毎月本が増えていくって、家庭によっては保管場所とか負担ですよね。
本当に贈りたいなら、彼らの母親である私の妹にも相談が必要です。
配本コースの名前も可愛くて素敵です。
「小さいいちごコース」とか「大きいさくらんぼコース」とか。
ちなみにコースは申し込んで1年経つと次のコースに進級します。
なんだかわくわくしますね。
痒いところにも手が届く
「絵本が届きます!」と言われて心配になるのが「すでに持っている本もきちゃうの?」ということ。
初回の本が届く時に一緒に配本リストが来るので、その中から持っているものを連絡すればOK。
変更して届けてくれるそうです。
プレゼントにするときは、贈り先にも贈り主にもリストが届くそう。
届く本を持っているかどうかはもらう人しかわからないけれど、贈る側だって自分が何をあげたか知りたいものですよね。
不安でソワソワしちゃうもの。
つまりここで言いたいことは、「すでに持っている本は連絡すれば届きません!」です。
月に何冊届くの?
おすすめは2冊とされていますが、1冊でもなんなら3冊4冊でも良いみたいです。
何ヶ月か試してみて「多いな」「少ないな」と感じたら、冊数はいつでも変更できるそうです。
お金はどれくらいかかるの?
本の代金+送料(220円/月)だそうです。
1番小さいたんぽぽコースだと、絵本2冊で平均2,000円とのこと。
これに送料が追加されます。
毎月定額なわけではないので、そこは注意が必要です。
なぜ「本」は私に刺さるのか
15才まで毎月本が届くって素敵だなと思うんです。
でも、どうして私はこんなに本のサービスに惹かれるのでしょう。
ちょっと考えてみようと思います。
小さい頃から本は好きだった
私は幼稚園の年長にはひらがなが読めるようになっていて、ひとりで絵本を読んでいました。
下に弟と妹がいたので、ひとりで過ごすこともままありました。
そういうときは本の出番ですね。
幼稚園を通して毎月絵本を買っていましたが、伝記もきたりして結構面白かったです。
当時はナイチンゲールを読んで「看護師になる!」と言っていました。
懐かしいです。
本好きを加速させたのは「ハリーポッター」ですね。
あの厚さの本を楽しく読みきった時の「自分はすごいかもしれない」は気持ちよかったです。
いじめられた時も本が一緒
小学校の高学年の時に短期間無視をされましたが、そのときはずっと休み時間に本を読んでいました。
本がなかったら時間が潰せなくてつらかったでしょうね。
担任の先生がすぐに異変に気づいてくれて対処してくれたのですぐに無視は無くなりましたが、やっぱり嫌な思い出ですし、本があってよかったとも思いますね。
中学生からライトノベルにはまった
中学時代からラノベをよく読んでいました。
世代としては「灼眼のシャナ」とか「トリニティ・ブラッド」とかです。
角川スニーカー文庫とか電撃文庫が強かった印象ですね。
イラストが好きで読み始めましたが、話も面白い。
でも、普通の小説とかは読んでませんでしたし、今もあまり読みません。
せっかくならしっかりした小説もたくさん読んでみたいな〜と思う今日この頃です。
本を読むのは心地いい
気づけば本とあった私の人生ですが、本を読み、その情景や登場人物の感情に思い馳せるのは頭の使い方として気持ちいいと思います。
こう、何もしていないと余計なことを考えてしまいますからね。
これからどうしようとか、専業主婦でいいのかしらとか、娘の体調大丈夫かしらとか、今日のご飯何にしようとか。
考えないといけないことから今はまだ考えなくていいことまでたくさん。
そういうものを頭から追い出せして集中できるのは心地よいのです。
本が支えになるかもしれない
私は中高生の時は誰も悪くないのに、とにかくモヤモヤむしゃくしゃしていました。
それがとても不快で、でもうまく言葉にならない。
それを大人に伝えられない、伝わらない、わかってもらえない孤独感のようなものがありました。
今思えば「思春期」の一言で済ませられるあの状態も、渦中にいる本人にとってはとても苦しく辛いものです。
そういう状況が、娘にも来るはずだと思うんです。
私ではわかってあげられない、支えてあれげられない、力になれない局面がきっと来る。
その時、もしかしたら本が支えてくれるかもしれない。
先人たちの言葉や考えが、娘を助けてくれるかもしれない。
もちろん別のものでもいいんです。
スポーツに打ち込んでもいい、音楽で表現してもいい、自分の気持ちを代弁する歌に酔いしれてもいい。
でも、もしかしたら、それが本かもしれない。
本は親が習慣づけてあげないとなかなか読みづらいところがあると思います。
だから、これは一つの手段として、娘に覚えていてほしい。
あなたには本がある。
本の感想を共有したりしてみたい
あと、ひと月に2冊なり本がくるなら、親も読んで感想なんかをお茶でもしながら言い合ってみたいですね。
私はこう思った、ママはこう思った、パパはこう思った。
きっと「そんなこと言ってた?」てなると思います。
人間、それぞれ注目する場所や感動する場所が違うので。
それがまた楽しみです。
これができるように、私もちゃんと本を読むようにしておかないとね。
「本を読め!」という本人が読んでいないのでは、説得力がありませんから。
さあ、なにを読もうかな。
小説でもいいし、エッセイも楽しいと最近知りました。
まだ読み終わっていない県のトリセツもありますしね、候補はたくさん。
娘に楽しんでほしいことを、私も楽しんでみようと思います。
私は母親ですが、私にも楽しみがあっていいのですから。