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本当なのさ (1995-2000-2016)

高野寛
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※試聴版。オリジナル版(05:11)は購入後に視聴可能。

「Rain or Shine」の頃に作った曲。何度かライブでは歌ったし、96年頃にスタジオでセッションしたこともあるが結局音源化されなかった。

当時僕の担当ディレクターが短期間に何人も交代してしまって、一度立ち上げたプロジェクトが上手く引き継がれなかったり、少々混乱していた時期だ。結局、僕はその少し後に自分からメジャーとの契約を切ってしまうことになる。

この音源は1995年に一人で録ったデモ。その2ミックスにコーラスを重ねたバージョンを2000年に作っていたので、今日更に薄〜くリードボーカルも重ねてみた。歌のテイクがイマイチ気に入らなくて。

シャウト気味の曲は自分の声にあまり合っていないと、今は思う。当時はいろいろやってみたかったんだな。歌詞も惜しいし、今聞くとちょっと曲が長い気がする。

お蔵入りする曲には、お蔵入りする理由がある。
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本当なのさ
作詞・作曲:高野寛

星が散って 風が吹いてる
明け方の空は すでに茜色
雨降りの天気予報なんて 
当たるはずないと 君は笑ってた

頼りないなんて言わせない
僕を信じておくれよ
すぐ リアクションを起こさなきゃ
今は二度とは戻らない

それは本当なのさ 本当なのさ

今日も1日 君の言葉がずっと繰り返してる
君はいつでも僕に 眠る力を呼び覚ますから

明けの明星 光る空から
早起きのカラスたちが飛んで行く

キツイ日々が続くとしても
過ぎ去れば いつかすべて笑えるさ

偶然だなんて思わない 
だけど 迷信は信じない
今という時は いつでも
今の自分が決めてゆく

それは本当なのさ 本当なのさ

恋は魔法のように 僕らのすべて変えてゆくだろう
いつも語り明かして 夢を見ながら眠りたいから

今日も一日 何が起きてもすべて乗り切れるように
僕は時々君のことを思うだろう
本当なのさ

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